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ラ・プティット・バンドのテレマン

2014年11月10日 (月)

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ラ・プティット・バンドのテレマン
バルト・クーンのリコーダーによる協奏曲


管弦楽、室内楽、オペラなど当時のあらゆるジャンルの曲を4000曲以上作曲した多作家であったテレマン。今回、シギスヴァルト・クイケンとラ・プティット・バンドは、ソロ楽器のリコーダーを擁した組曲と協奏曲を選曲しました。ここに収録されている4作品は、テレマンの多様な作風が顕著にあらわれています。
 リコーダーと弦楽合奏のための組曲は、技巧的でイタリア的な手法と旋律美を兼ね備えた全7楽章からなる作品。J.S.バッハのフラウト・トラヴェルソのための組曲ロ短調のモデルとなったとも言われています。ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽合奏のための組曲は、フランス風の音楽語法を取り入れた洗練された音楽。そしてリコーダー、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲は協奏曲と題されていますが、弦楽はないため事実上リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための四重奏という形式となっています。リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲の二重協奏曲は、ギャラント様式の影響を感じさせる作品です。
 テレマンの多様性を魅力的に演奏しているのは、リコーダーの名手バルト・クーン。バロック・アンサンブルや室内オーケストラなどでアンサンブル奏者としてキャリアを築き、ソリストとしてもヨーロッパで高い評価を受けています。細やかな表現力と圧倒的な技巧でヴァラエティ豊かなテレマンの音楽を見事に作り上げています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
テレマン:
● リコーダーと弦楽合奏のための組曲イ短調 TWV.55:a2
● リコーダー、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ト長調 TWV.43:G6
● ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽合奏のための組曲ニ長調 TWV.55:D6
● リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲イ短調 TWV.52:a1

 バルト・クーン(リコーダー)
 ラ・プティット・バンド
 シギスヴァルト・クイケン(指揮)

 録音時期:2013年1月
 録音場所:アントワープ、AMUZ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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リコーダーのための協奏曲、組曲集 バルト・クーン、S.クイケン&ラ・プティット・バンド

CD 輸入盤

リコーダーのための協奏曲、組曲集 バルト・クーン、S.クイケン&ラ・プティット・バンド

テレマン(1681-1767)

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発売日:2014年11月06日
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