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ヴォルフガング・リーム:『エト・ルクス(そして光)』

2015年3月27日 (金)

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ヴォルフガング・リーム:『エト・ルクス(そして光)』
ネーヴェル&ウエルガス・アンサンブル、ミンゲット四重奏団


ドイツの作曲家ヴォルフガング・リーム[1952- ]による美しい部分が印象深い作品『エト・ルクス』が、増員ヴァージョンで登場します。
 もともとこの作品はカウンターテノール1名、テノール2名、バス1名の声楽4名と、弦楽四重奏のために書かれていますが、今回のヴァージョンでは、ソプラノ2名、テノール4名、バス2名の声楽8名と、弦楽四重奏で演奏されています。
 声楽パートの人数が2倍になり、上声部がより高い声質にシフトしたため、ルネッサンスっぽい部分の響きの透明度や力強い部分の迫力はさらに増しているものと思われます。
 2009年に書かれたこの『エト・ルクス』は、レクィエムを踏まえ、「そして絶えざる光で照らしたまえ」というラテン語テキストの断片を用いて構成された作品で、そのため今回はベルギーのルネッサンス専門の声楽グループであるウエルガス・アンサンブルが起用されたのかもしれません。弦楽四重奏はドイツのミンゲット四重奏団が受け持っており、この組み合わせでバッハ・フェスティヴァルなどで『エト・ルクス』のコンサートもおこなっています。
 ちなみにミンゲット四重奏団は、芸術は大衆に愛されるものであるべき、と唱えた18世紀スペインの哲学者パブロ・ミンゲットの名を冠したカルテットで、リームの弦楽四重奏作品の全曲録音プロジェクトを手掛けるほか、ルジツカやイェルク・ヴィトマンの弦楽四重奏全曲演奏もおこない、さらにゲルハーヘルなど声楽との共演も重ねるなど多方面で活躍するアンサンブルです。
 パウル・ファン・ネーヴェルは、バーゼル・スコラ・カントルムで学んだベルギーの指揮者。調査・研究も含めてルネッサンス・ポリフォニーの権威としても有名な存在で、手兵のウエルガス・アンサンブルを指揮してこれまで見事な成果を上げてきました。
 8人の声楽と弦楽四重奏によるルネッサンス風現代作品、ECMならではの心地よいサウンドが期待できそうです。(HMV)

【収録情報】
● リーム:『エト・ルクス(Et Lux)』


 ウエルガス・アンサンブル
 ミンゲット四重奏団
 パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)

 録音時期:2014年2月9-10日
 録音場所:アントワープ、Augustinus Muziekcentrum
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『エト・ルクス(そして光)』 ネーヴェル&ウェルガス・アンサンブル、ミンゲット四重奏団

CD 輸入盤

『エト・ルクス(そして光)』 ネーヴェル&ウェルガス・アンサンブル、ミンゲット四重奏団

リーム、ヴォルフガング(1952-)

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