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シュタイアーが名手コッポラと組んだブラームスのクラリネット・ソナタ

2015年4月14日 (火)

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シュタイアーの新譜はブラームス晩年の作品
名手コッポラと組んだ傑作クラリネット・ソナタ
1875年製スタインウェイ・ピアノの渋く輝く音色


鍵盤楽器の鬼才アンドレアス・シュタイアーの新譜はブラームス。ブラームス最晩年の屈指の名曲クラリネット・ソナタ、およびピアノ小品(ソロ)というプログラムです。クラリネットを演奏するのは、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーでもあり、モーツァルト最後の協奏曲集(HMC901980 廃盤)でクラリネット協奏曲を収録、世界を魅了したロレンツォ・コッポラ。
 コッポラとシュタイアーによるクラリネット・ソナタというだけでも既に心躍りますが、もうひとつ注目なのが、楽器です。クラリネットは、ブラームスがクラリネット作品を書くきっかけを与えた当時の天才奏者ミュールフェルトも使用していた、ベルマン&オッテンシュタイナー・モデルの楽器を使用。1875年製のスタインウェイと、バランス的にも音色的にも、素晴らしく融け合っています。
 クラリネット・ソナタ第1番では、冒頭のシュタイアーの前奏から、ただならぬ雰囲気。終楽章の活発なピアノに触発されたようなコッポラのクラリネットも圧巻です。第2番では、やさしく甘い第1楽章の旋律で、コッポラがとろけそうな音色を奏でます。幻想曲風な第3楽章の幕切れも、ピアノの音色が独特の世界をいっそう盛り上げます。
 クラリネット・ソナタ2作の間に収録されているのはシュタイアーのソロ。晩年のブラームスが自分の作品、ひいては人生を振り返って懐かしんでいるような作品を、シュタイアーが彼ならではのやわらかな語り口と、スタインウェイの銘器の音色を最大に活かしながら、いつくしむように奏でています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ブラームス:
● クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 op.120-1
● 6つのピアノ小品 op.118
● クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 op.120-2


 ロレンツォ・コッポラ(クラリネット/B管、ベルマン・オッテンシュタイナーのモデルによるシュヴェンク&セゲルケ製、バンベルク、2001年)
 アンドレアス・シュタイアー(ピアノ/ニューヨーク・スタインウェイ、1875年製)

 録音時期:2013年10月
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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クラリネット・ソナタ第1番、第2番、6つのピアノ小品 L.コッポラ、シュタイアー

CD 輸入盤

クラリネット・ソナタ第1番、第2番、6つのピアノ小品 L.コッポラ、シュタイアー

ブラームス(1833-1897)

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー) ★★★★★

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発売日:2015年04月16日
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