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2015年7月11日 (土)

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イザベル・ファウストSACDシリーズ
GREAT CONCERTOS 第1弾


並外れたテクニックと洗練された音楽性で非常に高い評価を獲得し、その活躍ぶりが目覚ましいヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。2013年秋に発売されたSACDシングルレイヤー盤「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲」と「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」は、彼女の卓越した技術と音楽性はもちろん、ハルモニア・ムンディ・フランスの録音の質の高さ、及び角田郁雄氏が行ったSACD化に際しての技術監修も話題となり、音楽愛好者のみならずオーディオ愛好者の間でも高い評判を得ました。
 今回は、そうしたファンからも要望の多かった協奏曲録音をSACDシングルレイヤー盤として6タイトル発売することになり、第1弾発売の3タイトルをご案内いたします。

「GREAT CONCERTOSシリーズ」もベルリンのテルデックス・スタジオから提供されたマスター音源を角田郁雄氏技術監修のもと、キング関口台スタジオでDSDマスタリングを行いました。(キングインターナショナル)

●主な使用機材
 D/A コンバーター:dCS954
 A/D コンバーター:dCS904
 DAW:SADiE DSD8
 クロック・ジェネレーター:Antelope Audio Trinity
 高精度10MHz クロック: スフォルツァート、PMC-01BVA
 インターコネクトケーブル:NORDOST Valhalla

 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

ダニエル・ハーディング指揮、マーラー・チェンバー・オーケストラとの共演によるブラームスのヴァイオリン協奏曲。冒頭のヴァイオリン・ソロにまず耳を奪われます。その後もファウストの繊細かつ芯のある美音が冴え渡ります。なお、ファウストは、ブゾーニのカデンツァを採用。「表情豊かで、作品への畏敬の念に満ち、構造的には単純ながらオリジナリティに溢れ、ブラームスらしさを保ちつつも、ヴァイオリニストの技量の見せどころもちりばめられている」とファウスト自身が熱く語っています。
 カップリングの弦楽六重奏曲は、繊細な冒頭から見事なアンサンブル。マーラー・チェンバーの若手奏者のほか、ナヴァラやフルニエに師事したクリストフ・リヒターなど世代を超えたメンバーによる演奏で、親密でロマンティックな名曲をたっぷりと聴かせます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77


 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 マーラー・チェンバー・オーケストラ
 ダニエル・ハーディング(指揮)

 録音時期:2010年2月
 録音場所:ビルバオ、ソシエダ・フィラルモニ

● ブラームス:弦楽六重奏曲第2番ト長調 op.36

 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 ユリア=マリア・クレッツ(ヴァイオリン)
 ステファン・フェーラント、ポーリーヌ・ザクセ(ヴィオラ)
 クリストフ・リヒター、シェニア・ヤンコヴィチ(チェロ)

 録音時期:2010年9月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ

 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Single Layer
 DSDリマスタリング監修:角田郁雄

 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲

ベートーヴェンの2大ヴァイオリン名曲を収録した1枚。その格調の高さ、たおやかな美しさ、楽曲のスケールとすべての条件を満たして、王座に君臨するベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。ファウストは麗しい音色で歌い上げ、特に第2楽章では幸福感に満ちた演奏で聴かせています。
 一方、10曲あるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの最高峰『クロイツェル』。メルニコフとの熱く激しい掛け合いが、いまにも火花が飛び散るかのような熱演を披露しています。この演奏は「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」に収録されているものと同一演奏です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61


 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 プラハ・フィルハーモニア
 イエジ・ビエロフラーヴェク(指揮)

 録音時期:2006年4月
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム

● ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 0p.47『クロイツェル』

 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

 録音時期:2006年5月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ

 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Single Layer
 DSDリマスタリング監修:角田郁雄

 ジョリヴェ:ヴァイオリン協奏曲、ショーソン:詩曲

ショーソン生誕150年、ジョリヴェ生誕100年というアニバーサリー・イヤーである2005年に録音されたアルバム。ジョリヴェのヴァイオリン協奏曲は、オーケストラ、ヴァイオリンの両者にものすごいエネルギーと技巧を要求する難曲。ファウストは、このマグマのような熱い作品に、自身のもつしなやかさ、強さ、そして優しさ、すべてのパワーを全開にして立ち向かっています。エネルギーと叙情の核融合的作曲家、ジョリヴェのヴァイオリン協奏曲の決定盤といってもよい名演奏の誕生です。
 続くショーソンの『詩曲』は、ただならぬ雰囲気を持つオケの前奏から入り、絶妙な間の取り方でファウストのヴァイオリンのソロが奏でられる瞬間など、背中がゾクゾクするような美しさです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ジョリヴェ:ヴァイオリン協奏曲
● ショーソン:詩曲 op.25


 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 ベルリン・ドイツ交響楽団
 マルコ・レトーニャ(指揮)

 録音時期:2005年12月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Single Layer
 DSDリマスタリング監修:角田郁雄

 日本語帯・解説付
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。