ハイペリオンのロマンティック・チェロ・コンチェルト第７巻

2015年8月16日 (日)

ロマンティック・チェロ・コンチェルト第７巻
ヴィルヘルム・フィッツェンハーゲン

ハイペリオンの大人気シリーズ『ロマンティック・コンチェルト・シリーズ』。チェロ第７弾は、ドイツの優れたチェリストであり作曲家であったヴィルヘルム・フィッツェンハーゲンのチェロ協奏曲集。フィッツェンハーゲンはロシアでもソリスト及び教育者として活躍し、チャイコフスキーの名曲『ロココの主題による変奏曲』を献呈されていることでも有名。『ロココの主題による変奏曲』はチャイコフスキーのオリジナルよりもフィッツェンハーゲンによる編曲版が広く知られており、ここでもフィッツェンハーゲン版の『ロココの主題による変奏曲』と、知られざる２曲のチェロ協奏曲が収録されています。
　ソリストは、ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ常連である、ドイツ・チェロ界の新皇帝アルバン・ゲルハルト。数々の世界初録音を担い、新たな作品・解釈を求め続けてきたゲルハルトが、「ロココ」だけではない、フィッツェンハーゲンの知られざる姿を浮き彫りにしてくれます。（東京エムプラス）

【収録情報】
● フィッツェンハーゲン：チェロ協奏曲第1番ロ短調 Op.2
● フィッツェンハーゲン：チェロ協奏曲第2番イ短調 Op.4『ファンタスティック』
● チャイコフスキー／フィッツェンハーゲン編：ロココの主題による変奏曲 Op.33
● フィッツェンハーゲン：演奏会用小品『バラード』 Op.10
● フィッツェンハーゲン：宗教的無言歌『Resignation』 Op.8

　アルバン・ゲルハルト（チェロ）
　ベルリン・ドイツ交響楽団
　ステファン・ブルーニエ（指揮）

　録音時期：2013年8月19-23日
　録音場所：ベルリン、イエス・キリスト教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）