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ハイフェッツとストコフスキー、因縁のシベリウスが登場!

2015年10月10日 (土)

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シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、フィンランディア、交響曲第7番、他
ストコフスキー&フィラデルフィア管、全米ユース管、ハイフェッツ
ハイフェッツとストコフスキー、因縁のシベリウスが登場!


ハイフェッツはシベリウスのヴァイオリン協奏曲を世界で初めてレコーディングしたヴァイオリニストとして知られています。ビーチャム指揮ロンドン・フィルと1935年11月26日におこなわれたその録音は現在でも広く聴かれている有名なものですが、実はその11か月前にもハイフェッツはシベリウスのヴァイオリン協奏曲をレコーディングしていたのですが、あるトラブルにより、ハイフェッツはその発売を認めなかったという経緯がありました。平林直哉著「クラシック名曲初演&初録音事典」から、その事情に関する部分を以下に引用します。

「...ハイフェッツがある箇所で独奏を効果的に響かせるために、伴奏のヴァイオリンは「もう少し柔らかく弾いて欲しい」とストコフスキーに注文を出した。しかしストコフスキーは、全体のバランスの決定は指揮者がなすものであり、このような申し出は越権行為だとし、これを退けた。そのため、最終的にハイフェッツはこの演奏の発売許可を出さなかったという。さらに、ハイフェッツはレコード会社に金属原盤の廃棄を要求したが、なぜかテスト・プレス盤は自ら保管していたのである。そのテスト盤はハイフェッツの死後スタンフォード大学のアーカイヴに所蔵され...」

こういった背景から、この録音はフィラデルフィア管自主制作CDに収められていただけだったので、今回のギルド・ヒストリカルからのリリースは歓迎されるところです。(HMV)

【収録情報】
● シベリウス:交響詩『フィンランディア』 Op.26
 フィラデルフィア管弦楽団
 録音:1930年4月28日

● シベリウス:トゥオネラの白鳥 Op.22-2
 フィラデルフィア管弦楽団
 録音:1929年5月2-3日

● シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
 フィラデルフィア管弦楽団
 録音:1934年12月24日

● シベリウス:『クオレマ』より『悲しきワルツ』 Op.44-1
 フィラデルフィア管弦楽団
 録音:1936年1月15日

● シベリウス:『嵐』より『子守歌』 Op.109-8
 フィラデルフィア管弦楽団
 録音:1937年11月7日

● シベリウス:交響曲第7番ハ長調 Op.105
 全米ユース管弦楽団
 録音:1940年9月22日

 レオポルド・ストコフスキー(指揮)

 録音方式:モノラル
 リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・リマスタリング
 エドワード・ジョンソン・コレクション&大英図書館より
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ヴァイオリン協奏曲、フィンランディア、交響曲第7番、他 ハイフェッツ、ストコフスキー&フィラデルフィア管、全米ユース管

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シベリウス(1865-1957)

ユーザー評価 : 4点 (1件のレビュー) ★★★★☆

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発売日:2015年10月24日
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