パデレフスキ：ピアノ協奏曲、マルトゥッチ：ピアノ協奏曲第２番

2015年12月10日 (木)

パデレフスキ：ピアノ協奏曲、マルトゥッチ：ピアノ協奏曲第２番
ゲルナー、カスプシーク＆ポーランド国立放送響、シンフォニア・ヴァルソヴィア

1969年アルゼンチン生まれのベテラン・ピアニスト、ネルソン・ゲルネル（ゲルナー）は、アルゲリッチも絶賛する魅力的なピアニズムの持ち主。これまでショパンの演奏を中心にその名を知られてきましたが、今回は、19世紀の終わり近く、1880年代に若き作曲家たちによって書かれた２つのピアノ協奏曲に取り組んでいます。
　パデレフスキ[1860-1941]のピアノ協奏曲は、華麗なスタイルと親しみやすい旋律で近年人気の出てきた作品。マルトゥッチ[1856-1909]はトスカニーニがとりあげたことでも有名な作曲家ですが、このピアノ協奏曲第2番は、最晩年のマーラーがニューヨーク・フィルとの最後の演奏会でとりあげた作品でもありました。（HMV）

【収録情報】
● パデレフスキ：ピアノ協奏曲イ短調 Op.17 [32:46]
　1. Allegro [16.00]
　2. Romanza. Andante [9.15]
　3. Finale. Allegro molto vivace [7.31]

● マルトゥッチ：ピアノ協奏曲第2番変ロ短調 Op.66 [38:41]
　1. Allegro giusto [19.52]
　2. Larghetto [9.22]
　3. Allegro con spirito [9.27]

　ネルソン・ゲルナー（ピアノ／スタインウェイ）
　ポーランド国立放送交響楽団（1）
　シンフォニア・ヴァルソヴィア（2）
　ヤーチェク・カスプシーク（指揮）

　録音時期：2009年8月23日（2）、2010年8月14日（1）
　録音場所：ワルシャワ
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）