動物モチーフのバロック作品集

2016年1月27日 (水)

動物たちの語らい～動物モチーフのバロック作品集
ケルン・バロックアンサンブル「ネル・ドルチェ」

人、動物と音楽をテーマに、バロック時代の作品からバラエティに富んだ選曲をしたケルンで活動するバロック・アンサンブルの音楽家４人によるアルバム。
　「動物たちの語らい」というタイトル通り、にわとり、かっこう、蛙、猫など様々な動物たちを模した音が耳を刺激し、時には想像力を掻き立てます。　音楽史上、多くの作曲家が動物をモチーフにした作品を残してきましたが、このバロックの作品群もとても興味深く、動物と音楽の結びつきの面白さを堪能することができます。

【収録情報】
● ウッチェリーニ：いくつかのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ、アリアとクーラント Op.3
　ヘルマプロディートス
　鶏とカッコウの結婚
　タランチュラ
　亀
● メールラ：めんどり
● ブオナメンテ：跛行する子馬
● カッツァーティ：ペリカン
● ビーバー：描写的なソナタ
● オルメ：いくつかの鳥の鳴き声の模倣によるソナタ
● マッテイス：ナイチンゲール
● ウィリアムズ：鳥の鳴き声の模倣によるソナタ
● D.スカルラッティ：ソナタト短調 K.30『猫のフーガ』
● ヴィヴァルディ：フルート協奏曲ニ長調 RV.90『ごしきひわ』（フルート、オーボエ、ヴァイオリン、通常低音のための）

　ケルン・バロックアンサンブル『ネル・ドルチェ』
　　ステファニー・ブーケン（リコーダー）
　　オルガ・ピスコルツ（ヴァイオリン）
　　ハルム・マイネルス（チェロ）
　　ルカ・クインタヴァレ（チェンバロ）
　フィリップ・ワグナー（リコーダー、オーボエ）

　録音時期：2013年10月
　録音場所：ノイス＝ホイステン、聖ペトロ教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）