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クロアチアの女性作曲家、ペヤチェヴィチの作品集

2016年9月7日 (水)

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クロアチアの音楽に人生を捧げる
話題のピアニスト、安達朋博の最新録音!
世紀転換期を彩ったクロアチアの女性作曲家、ペヤチェヴィチの作品集


世紀転換期を彩ったクロアチアの女性作曲家、ドーラ・ペヤチェヴィチの作品集。数奇な運命を辿ったペヤチェヴィチは、難産に伴う腎不全、敗血症などの複合病因で37歳という短い生涯であったものの、作品番号で58番まで、総作品点数では106曲を数え、オペラ以外ほぼ全てのジャンルを網羅した才気あふれる作曲家です。歿後、彼女の作品は忘却の彼方に追いやられていましたが、生誕100年(1985年)を機に再評価され、1991年のクロアチア独立後はザグレブの国立クロアチア音楽情報センターが全作品の楽譜を新たに校正し、出版する作業を続けています。それでも録音がほとんどなく、特に日本では依然として知られざる作曲家と言えます。
 この作曲家に惚れ込んだのが、1983年生まれの日本人ピアニスト安達朋博です。安達は恩師のロシア人、エフゲニー・ザラフィアンツがクロアチアで音楽教育に携わっていたことが縁でクロアチアへ留学。ザグレブ国立大学音楽アカデミーを卒業するまで、ペヤチェヴィチをはじめとする未知の作曲家と出会い、その魅力にとりつかれました。没後90年となる2013年にはドーラ・ペヤチェヴィチ・メモリアル財団主催の記念行事に日本人演奏家としてはじめて招かれ、リサイタルを開きました。
「安達朋博氏の演奏はドーラの音楽独特の香りを濃厚に表現することに成功している。私もオーケストラのメンバーも彼の情熱的なアプローチに共感し、ドラの音楽に魅せられた。」と語るのは指揮をつとめた井上喜惟です。美しい旋律の裏側に非常に力強い意思を感じるペヤチェヴィチの作品を見事に歌い上げます。(輸入元情報)

【収録情報】
ペヤチェヴィチ:
● 大オーケストラのための序曲ニ短調 Op.49
● ピアノ協奏曲ト短調 Op.33
● ピアノと管弦楽のための協奏的幻想曲ニ短調 Op.48

 安達朋博(ピアノ)
 ジャパン・シンフォニア
 井上喜惟(指揮)

 録音時期:2015年9月28日
 録音場所:東京、杉並公会堂大ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

【安達朋博(ピアノ)】
イノ・ミルコヴィッチ高等音楽院(モスクワ音楽院提携校)を経て、クロアチア国立ザグレブ大学音楽アカデミーを最優秀にて卒業。ローマ国際ピアノコンクール、ブラームス国際音楽コンクール、アントン・ルビンシテイン国際ピアノコンクールなど欧州各地の8つの国際コンクールで受賞。クロアチア人作曲家による作品の発掘・研究と、演奏会・録音、テレビ・ラジオ出演、記事執筆などを通じて普及活動を行い、同国初の女性作曲家ドーラ・ペヤチェヴィチや近代作曲家ボジダル・クンツ、前大統領イヴォ・ヨシポヴィッチ氏の作品をはじめ、ロマン派・近代のほか、多数の現代作曲家の作品の国外初演を行う。
 2013年に、ペヤチェヴィチの故郷クロアチアのナシツェの記念財団より日本人で初めて招待されて以来、ペヤチェヴィチの没後90年、生誕110年、音楽学校創立30周年などの記念公演には毎回安達が招待されており、2016年3月にもクロアチア国立オシエク歌劇場にてペヤチェヴィチ:ピアノ協奏曲のスラボニア初演を行っている。(輸入元情報)
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ピアノ協奏曲、協奏的幻想曲、序曲 安達朋博、井上喜惟&ジャパン・シンフォニア

CD 輸入盤

ピアノ協奏曲、協奏的幻想曲、序曲 安達朋博、井上喜惟&ジャパン・シンフォニア

ペヤチェヴィチ、ドーラ(1885-1923)

価格(税込) : ¥3,509
会員価格(税込) : ¥3,054
まとめ買い価格(税込) : ¥2,632

発売日:2016年10月12日
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