バッハ・ウィズアウト・ワーズ(管弦楽編曲によるカンタータのアリア、コラール集)

2016年9月13日 (火)

バッハ・ウィズアウト・ワーズ(管弦楽編曲によるカンタータのアリア、コラール集)
ヴォルフガング・カチュナー&ラウテン・カンパニー

2014年発売のアルバム「BACHARKADEN」では、バッハと現代作品やルネッサンス音楽を組み合わせた企画によって、バッハの音楽の可能性を示しみせたヴォルフガング・カチュナー指揮するベルリンの古楽器アンサンブル”ラウテン・カンパニー”が、今度はバッハの声楽作品を器楽にアレンジしたアルバムを制作しました。
　カチュナー&ラウテン・カンパニーは2015年にはヘンデルのオペラとオラトリオのアリアを管弦楽編曲したアルバムを制作しており、今回のアルバムはその続編ともいうべきものとなります。
　20世紀にストコフスキーやオーマンディ、レスピーギなどによりさまざまなアレンジがおこなわれ、結果的にそれがバロック音楽の普及に大きな役割を果たしたことは周知の事実でもありますが、カチュナー&ラウテン・カンパニーは、ここで古楽器によるバロック様式でのアレンジを追求、バッハのカンタータの中の魅力的な部分を器楽に移し替え、協奏曲のようなスタイルでバッハの音楽のエッセンスを楽しませてくれます。(HMV)

【収録時期】
J.S.バッハ/ヴォルフガング・カチュナーによる器楽アンサンブルのための編曲版：
● 序曲(カンタータ第97番より第1曲合唱)
● ガヴォット(カンタータ第202番より第9曲アリア)
● アリア(カンタータ第166番より第1曲アリア)
● アリア(カンタータ第166番より第2曲アリア)
● グローリア(カンタータ第191番より第1曲合唱)
● コンチェルト(カンタータ第120番より第4曲アリア)
● アリア(カンタータ第26番より第2曲アリア)
● コンチェルト(カンタータ第133番より第1曲合唱)
● シンフォニア(カンタータ第4番より第1曲シンフォニア)
● アリア(カンタータ第4番より第3曲二重唱)
● フーガ(カンタータ第4番より第5曲合唱)
● アリア(カンタータ第146番より第2曲合唱)
● アリア(カンタータ第105番より第3曲アリア)
● アリア(カンタータ第163番より第3曲アリア)
● アリア(カンタータ第76番より第10曲アリア)
● アリア(カンタータ第26番より第4曲アリア)
● アリア(カンタータ第127番より第3曲アリア)
● チャコーナ(カンタータ第150番より第7曲合唱)
● シンフォニア(カンタータ第131番より第1曲シンフォニア)
● アリア(カンタータ第17番より第3曲アリア)
● アリア(カンタータ第42番より第4曲コラール)
● アリア(カンタータ第68番より第2曲アリア)
● サラバンド(カンタータ第20番より第7曲アリア)
● アリア(カンタータ第62番より第2曲アリア)
● アリア(カンタータ第40番より第4曲アリア)
● アリア(カンタータ第140番より第4曲コラール)

　ラウテン・カンパニー
　ヴォルフガング・カチュナー(指揮)

　録音時期:2015年10月
　録音場所:ニュルンベルク、ゲルマン国立博物館
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)