ポルテラ/チェロ版ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番、他

2019年11月15日 (金) 15:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

トリオ・ツィンマーマンのチェリスト、ポルテラが奏でる
シューマン夫妻とブラームスのソナタと歌曲!


SACDハイブリッド盤。「トリオ・ツィンマーマン」のメンバーとしても活動するクリスチャン・ポルテラの新しいソロ・リサイタル・アルバム。シューマン夫妻とブラームスのヴァイオリンとピアノのためのソナタと、歌とピアノのための歌曲をチェロとピアノで演奏しています。
 クリスチャン・ポルテラは、スイスのチューリッヒ生まれ。ザルツブルクとウィーンでハインリヒ・シフに学びました。オーケストラにソリストとして客演、ギドン・クレーメル、ヘンニング・クラッゲルード、内田光子をはじめとする音楽家たちと共演する室内楽の演奏でも知られます。
 シューマンが1851年の秋に作曲、青年のころを回想した音楽とも解釈されているニ短調の『ヴァイオリン・ソナタ』。ブラームスが1886年夏、シューマンの第2番ソナタと同じ調性で作曲、カヴァティーナの第2楽章「アダージョ」とタランテラを思わせる第4楽章「プレスト・アジタート」が印象的な第3番のヴァイオリン・ソナタ。
シューマンがアルベルト・ディートリヒとブラームスと1楽章ずつ作曲、ヨーゼフ・ヨアヒムに献呈した『F.A.Eソナタ』の間奏曲とスケルツォ。低声のための5つの歌曲からクラウス・グロートの詩による第1曲。「旋律のように そっと私の心を通り 春の花のように咲き 香りを漂わせる」。クララ・シューマンがハイネの詩に作曲した歌曲。「ふたりは愛し合っていた だが、ふたりとも、そのことを口にしたいと思わなかった…」。すべて、ヴァイオリンと歌のパートをポルテラがチェロ用に改作した版による演奏です。
 ポルテラとキャサリン・ストットはたびたび共演。「抗えないほど美しい歌の流れに聴く人を誘い、その記憶は、何週間となく残りつづける」(BBC Music Magazine)と評されたドヴォルザークの作品集『静かな森(Silent Woods)』のほか、バーバーとオネゲルのチェロ・ソナタをBISレーベルに録音しています。(輸入元情報)

【収録情報】
● シューマン:ソナタ第2番ニ短調 Op.121(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
● シューマン:間奏曲(F.A.Eソナタ第2楽章、原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
● ブラームス:スケルツォ WoO.2(F.A.Eソナタ第3楽章、原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
● ブラームス:ソナタ第3番ニ短調 Op.108(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
● ブラームス:旋律のように Op.105-1
● クララ・シューマン:ふたりは愛し合っていた Op.13-2


 クリスチャン・ポルテラ(チェロ/Antonio Stradivarius「Mara」、1711)
 キャサリン・ストット(ピアノ/Steinway D)

 録音時期:2018年8月
 録音場所:ノイマルクト・イン・デア・オーバープファッツ、ライトシュダーデル
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
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