フルトヴェングラー&VPO/ベートーヴェン第9(1951年ウィーン)
2019年11月26日 (火) 16:20 - HMV&BOOKS online - クラシック
全く想定外の良音で甦る
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、51年の第九!
【このCDの復刻者より】
「今回の大阪発ミント盤LP復刻は、1951年1月のウィーン・フィルとの第九です。
これは、全く想定外の良音で再生されました。51年1月といえば、例のバイロイトの第九の半年余り前です。曲の解釈や、フルトヴェングラーの気力の充実度などは酷似しています。しかし、ともすればバイロイトの第九が、音が苦(おんがく)に耐えて精神の高みへ行こうとする感があるのに対し、このウィーン・フィルとの第九は、文字通り、音楽すなわち音を楽しむことも、音楽の重要な要素であることを、思い起こさせてくれます。具体的には、ウィーン・フィルの弦、管の音色とたっぷりとした響き、ホールの良さに起因すると思われるオケとソリストと合唱のバランスの良さ、フルトヴェングラーのどんなに叩き込むような解釈をも、潤滑油を効かしてスムーズに解決するウィーンの演奏家たちの上手(うま)さなどです。かと言って、ウィーン演奏に精神的なものがなおざりにされているわけでは決してなく、3楽章の精神的な深みは、バイロイトのそれに、ひけをとりません。
尚、この復刻において使用したレコードは、初出のものではなく、第2版です。
初出版は、エアチェックで、4楽章はバイロイトの第九で補修されていると言われております。第2版は、首尾一貫したマスターテープ起こしであることは、今回の音を聞いていただいても明らかです。尚、1楽章にはマスターテープの回転が僅かに安定しない箇所があります。お含みおき下さいませ。」(オタケンレコード 太田憲志)
【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
イルムガルト・ゼ―フリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(コントラルト)
ユリウス・パツァーク(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
ウィーン・アカデミー合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音時期:1951年1月7日
録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
録音方式:モノラル(ライヴ)
ミント盤LPからの復刻
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、51年の第九!
【このCDの復刻者より】
「今回の大阪発ミント盤LP復刻は、1951年1月のウィーン・フィルとの第九です。
これは、全く想定外の良音で再生されました。51年1月といえば、例のバイロイトの第九の半年余り前です。曲の解釈や、フルトヴェングラーの気力の充実度などは酷似しています。しかし、ともすればバイロイトの第九が、音が苦(おんがく)に耐えて精神の高みへ行こうとする感があるのに対し、このウィーン・フィルとの第九は、文字通り、音楽すなわち音を楽しむことも、音楽の重要な要素であることを、思い起こさせてくれます。具体的には、ウィーン・フィルの弦、管の音色とたっぷりとした響き、ホールの良さに起因すると思われるオケとソリストと合唱のバランスの良さ、フルトヴェングラーのどんなに叩き込むような解釈をも、潤滑油を効かしてスムーズに解決するウィーンの演奏家たちの上手(うま)さなどです。かと言って、ウィーン演奏に精神的なものがなおざりにされているわけでは決してなく、3楽章の精神的な深みは、バイロイトのそれに、ひけをとりません。
尚、この復刻において使用したレコードは、初出のものではなく、第2版です。
初出版は、エアチェックで、4楽章はバイロイトの第九で補修されていると言われております。第2版は、首尾一貫したマスターテープ起こしであることは、今回の音を聞いていただいても明らかです。尚、1楽章にはマスターテープの回転が僅かに安定しない箇所があります。お含みおき下さいませ。」(オタケンレコード 太田憲志)
【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
イルムガルト・ゼ―フリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(コントラルト)
ユリウス・パツァーク(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
ウィーン・アカデミー合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音時期:1951年1月7日
録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
録音方式:モノラル(ライヴ)
ミント盤LPからの復刻
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