ローラ・ボベスコ&ジャック・ジャンティ/WDRリサイタル録音集

2020年01月20日 (月) 17:15 - HMV&BOOKS online - クラシック

完全初出
ボベスコ&ジャンティ
20世紀のヴァイオリン名作集!
ケルン放送スタジオ録音


まだまだ未発表音源がありました! ボベスコ+ジャンティの仲良し夫婦が遺した20世紀のヴァイオリン名曲集。ケルン放送による優秀なスタジオ録音。同郷の大先輩エネスコのヴァイオリン・ソナタが聴けるのも嬉しい限り。この曲の初演はエネスコがピアノ、ヴァイオリンがティボーという豪華さでした。ボベスコも甘美な音色で語り掛けてくれます。ルーセルのヴァイオリン・ソナタ第1番は、演奏時間が30分を超える超大作。ヴァンサン・ダンディに捧げられた作品です。演奏の機会にも恵まれませんが、ボベスコがスタジオ録音を遺してくれていたことに感謝です。濃厚な語り物の趣があります。
 イグナツ・リリアン[1897-1964]は、ユダヤ系のオランダ人。今や忘れられた存在ですが、5曲の交響曲も書いた大物。ボベスコとは親交もあり、この録音に結び付いたものと思われます。10数分の短い作品ですが、中々の美作品です。ラヴェルとも近しい関係にあったスペインのピアニスト、作曲家のホアキン・ニン[1879-1949]の『5つの回想』はボベスコが愛奏した傑作です。タイトル通りの郷愁に満ちた、聴いて涙がこぼれるばかりのセンチメンタリズムが最高です。プロコフィエフの第2番もボベスコの十八番として知られております。技巧をひけらかすのではなく、何となくお洒落で瀟洒な名演。これは必携の2枚組となりましょう。
 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付き。(輸入元情報)

【収録情報】
1. エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.6
2. ルーセル:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.11
3. リリアン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
4. ニン:古いスペインの様式による5つの回想
5. プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番


 ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
 ジャック・ジャンティ(ピアノ)

 録音時期:1964年1月9日(1,4)、1957年4月5日(2,3,5)
 録音場所:ケルン放送第2ホール
 録音方式:モノラル(放送用セッション)
24件中1-20件を表示
表示順:
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

チェックした商品をまとめて

チェックした商品をまとめて