ユーラ・ギュラーの至芸 ソロ編
2020年08月25日 (火) 12:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
幻のピアニストによる妖艶なソロ録音!
えも言われぬ魔力を孕んだ打鍵が心を抉ります。
貴重なインタビューも日本語訳付きで収録!
廃盤久しい「TAHRA」レーベルの音源を「ALTUS」がライセンスし、最新リマスタリングを施した上で製品化。貴重なヒストリカル音源が蘇りました。
アルゲリッチも惚れ込んだ伝説のピアニスト、ユーラ・ギュラーによるソロ録音集。絶品にして妖しい魅力をまとったショパンは録音状態も良く、彼女の音楽性が十二分に味わえるものとなっています。特に夜想曲はステレオ録音で残されており大変貴重。シューマンの交響的練習曲は重厚かつ怒涛の快演で、迫力ある強靭な打鍵に打ちのめされます。そして一風変わったレパートリーに感じられるアルベニスがまた濃厚。リズミックでいて洒脱と退廃が入り混じったような独特な音色を持ち、えも言われぬ魔力を放っています。本人の肉声を収録したインタビューも収録しており、解説書には日本語訳を掲載。
ロシア人の父、ルーマニア人の母を持ちマルセイユで生まれたユーラ(ヨウラ)・ギュラー[1895-1980]は幼いころから神童として活躍、パリ音楽院を首席で卒業した名手でありながらその美貌もすばらしく、映画女優にスカウトされたほど。エネスコ、フランチェスカッティ、シゲティらと共演し、アインシュタインのヴァイオリンとも演奏したことがある彼女の録音物は決して多くなく、残されたひとつひとつがたいへん貴重で、熱烈な愛好家がいることで知られています。(販売元情報)
【収録情報】
1. シューマン:交響的練習曲 嬰ハ短調 Op.13
2. アルベニス:『イベリア』第2巻より『トゥリアーナ』
3. ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
4. ショパン:マズルカ第20番変ニ長調 Op.30-3
5. ショパン:マズルカ第28番ロ長調 Op.41-3
6. ショパン:マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4
7. ショパン:夜想曲 第7番嬰ハ短調 Op.27-1
8. ショパン:夜想曲 第4番ヘ長調 Op.15-1
9. フランツ・ワルターによるインタヴュー
ユーラ・ギュラー(ピアノ)
録音:
1962年4月6日モノラル(1,4,5,6)
1961年4月7日モノラル(2)
1960年2月17日モノラル(3)
1975年10月20日ステレオ(7,8)
1958年1月15日モノラル(9)
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