スキップ・センペ/『トラディション&トランスクリプション』

2021年07月05日 (月) 15:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


バッハとその先駆者たち、そしてレオンハルトへと繋ぐ鍵盤音楽の伝統

チェンバロ奏者、指揮者スキップ・センペの自主レーベル「Paradizo」から久しぶりのリリース。「Tradition/伝統」と「Transcription/編曲、楽器の移し替え」をキーワードに、恩師グスタフ・レオンハルトが残したバッハの無伴奏ヴァイオリン曲、無伴奏チェロ曲のチェンバロへの編曲版と、そのバッハに影響を与えたバロック期の作品を収めたアルバムです。使用している楽器もレオンハルトのコレクションから、彼に影響を与えたドイツの名チェンバロ製作者マルティン・スコヴロネックの手によるもの。フローベルガーからバッハとその同時代の巨匠たち、そしてレオンハルトからセンペ自身へと繋がる鍵盤音楽の伝統の流れを、深い慈しみをもって表現しています。(輸入元情報)

【収録情報】
I

1. フローベルガー:わが身に来たるべき死への瞑想〜組曲ニ長調 FbWV.620より
2. フィッシャー:二長調のハルペッジョ(ハープ風に)〜音楽のパルナッソス山 組曲第8番『ポリュムニア』より
3. ヴァイス/センペ編:リュートのためのアルマンド ニ短調
4. カバニリェス:ティエント・デ・ファルサ(不協和音のティエント)第2番
5. J.S.バッハ:前奏曲 ニ短調 BWV.940

II
● J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 BWV.1005

6. 編曲者不明(18世紀):アダージョ BWV.968
7. グスタフ・レオンハルト編:フーガ/ラルゴ/アレグロ・アッサイ

III
8. J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より第13変奏

IV
9. フィッシャー:トッカータ ニ短調〜音楽のパルナッソス山 組曲第9番『ウラニア』より
10. J.S.バッハ/レオンハルト編:サラバンド〜無伴奏チェロ組曲第6番 BWV.1012より
11. レオンハルト:アダージョ(J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第8番 BWV.1059第2楽章のための)
12. J.S.バッハ/レオンハルト編:ガヴォット I/II〜無伴奏チェロ組曲第6番 BWV.1012より
13. パーセル:グラウンド Z.222

V
14. クーナウ:前奏曲 ト長調〜新クラヴィーア練習曲集 第1部 パルティータ第5番より
15. J.S.バッハ/レオンハルト編:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 BWV.1004より(サラバンド/ジガ)

VI
16. J.S.バッハ/レオンハルト編:サラバンド〜無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 BWV.1002より
17. パーセル:新しいグラウンド Z.682

 スキップ・センペ(チェンバロ)
 使用楽器:パリのヴォドリ1681年製に基づくマルティン・スコヴロネック1975年制作楽器。元グスタフ・レオンハルト所有

 録音時期:2019年
 録音方式:ステレオ(デジタル)

【Paradizo】
20世紀末以来、パリを拠点にユニークな活躍をみせてきたクラヴサン(チェンバロ)奏者スキップ・センペのプライベート・レーベル「Paradizo(パラディゾ)」。巨匠グスタフ・レオンハルト門下で研鑽を積み、ソリストおよび古楽アンサンブル「カプリッチョ・ストラヴァガンテ」の主宰者としてルネサンスから18世紀に至る多彩なレパートリーを手がけ、その新鮮な解釈は「Paradizo」立ち上げ以前から世界を驚かせてきました。考え抜かれたアルバム・コンセプトと丁寧なエンジニアリングを通じて、どのアルバムでも古楽器に耳を傾ける喜びを深く実感させてくれます。(輸入元情報)
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