【発売】バイバ・スクリデ/近現代の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集

2022年03月18日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


バイバ・スクリデ/近現代の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集

ラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデの最新アルバムは、J.S.バッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとバルティータ』の伝統を継承する4人の作曲家の作品集。
 退廃音楽の作曲家として一時はその存在が忘れられてしまったエルヴィン・シュルホフ[1894-1942]が1927年に作曲した、チェコ民謡とジャズの要素を取り入れたソナタを冒頭に置き、1924年に書かれたレーガーの影響が強いメロディアスなパウル・ヒンデミット[1895-1963]のソナタが続きます。3曲目はやはりレーガーに触発されたフィリップ・ヤルナッハ[1892-1982]のソナタが置かれていますが、こちらは精緻な筆致を特徴とする技巧的な作品です。最後は知られざる作曲家エドゥアルト・エルトマン[1896-1958]のソナタ。ラトヴィアのバルト・ドイツ系の家に生まれ、1914年にベルリンに移住。ハインツ・ティーセンの元で作曲を学んだ彼は、1920〜21年にこの古典的なソナタの形式を用いた作品を作曲しています。収録曲の4作品の中では最も古い作品ではありますが、謎めいた6つの音符で幕を開ける初期モダニズムのスタイルは独自の作風を表すものです。
 スクリデは各作品の特徴を生かしながら、緊張感にあふれた素晴らしい演奏を聴かせます。(輸入元情報)

【収録情報】
● シュルホフ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
● ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.31-2
● ヤルナッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.13
● エルトマン:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.12


 バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)

 録音時期:2020年11月4-7日
 録音場所:ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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