ヒメノ&ルクセンブルク・フィル/ロッシーニ:スターバト・マーテル
2022年03月24日 (木) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ヒメノ&ルクセンブルク・フィル「HMF」第1弾
豪華名歌手たちによる声の饗宴! 豊かなオーケストラの音色!
ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルがハルモニア・ムンディ・レーベルから登場します。第1弾に彼らが選んだのは、ロッシーニの『スターバト・マーテル』。ロッシーニがオペラ作曲家としての筆をおいたのちに作曲されたもので、その壮麗さが『スターバト・マーテル』の本来の内容(十字架にかけられたイエスに涙する聖母マリア)にそぐわない、などと批判されることもありますが、その壮麗さや高揚感こそがこの作品を唯一無二の存在としており、人々をひきつけてやまないともいえるでしょう。ここでヒメノひきいる音楽家たちは、作品本来の意味を完璧に理解したうえで、あえて豊饒な声の饗宴と呼んでしまいたくなるような感動的な朗唱、劇的な管弦楽を展開しています。まるでヴェルディのレクィエムかと思うような瞬間もあります。それでいながらつねに漂う品格と格調、ギリギリのところでの節度ある表現はヒメノの手腕のなせるわざといえるでしょう。豊饒な声に包まれる快感とオーケストラの素晴らしい音色を堪能できます。巨匠による名録音もありますが、間違いなくあらたな名盤の1枚といえるでしょう。(輸入元情報)
【収録情報】
● ロッシーニ:スターバト・マーテル
マリア・アグレスタ(ソプラノ)
ダニエラ・バルチェッローナ(メゾ・ソプラノ)
ルネ・バルベラ(テノール)
カルロ・レポーレ(バス)
ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
グスターボ・ヒメノ(指揮)
録音時期:2019年12月
録音場所:フィルハーモニー・ルクセンブルク、グランド・オーディトリウム
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
【グスターヴォ・ヒメノ(指揮)】
1976年スペイン・バレンシア生まれ。2001年、RCOの首席打楽器奏者に就任したのち、アムステルダム音楽院で指揮を学び、ヤンソンス、ハイティンクの副指揮者などを務めた。2015年よりルクセンブルク・フィルの首席指揮者を務めており、契約更改で任期は2025年までの予定。2015年、RCOの日本公演で指揮者を務めた。2020/21シーズンからはカナダのトロント交響楽団の音楽監督も務めている。(輸入元情報)
【マリア・アグレスタ(ソプラノ)】
数々のコンクールで輝かしい成績をおさめたのち、2007年頃から世界的な活躍を展開。ノルマ、ミミ(ボエーム)、レオノーラ(トロヴァトーレ)、ヴィオレッタ(椿姫)など彼女のレパートリーをきくだけでもその声の豊かさと確かさには確信できるところ。演奏会でも活躍しており、ヴェルディのレクィエムをバレンボイム、メータ、ルイゾッティといった指揮者のもとで歌っている。(輸入元情報)
【ダニエラ・バルチェッローナ(メゾ・ソプラノ)】
トリエステ生まれ。1999年ペーザロ音楽祭のタンクレディでデビューするや、またたくまに世界の主要な歌劇場でにひっぱりだこに。ヴィヴァルディ、ロッシーニ、マイアベーア、ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、ポンキエッリ、ベルリオーズ、ストラヴィンスキーなど、そのレパートリーの広さは群を抜いている。また、ヴェルディのレクィエムや第九などのソリストとして世界を席巻している。(輸入元情報)
【ルネ・バルベラ(テノール)】
2011年、ドミンゴが設立したオペラリア・コンクールで第1位およびプラシド・ドミンゴ・サルスエラ賞を受賞。以後、ベルカントのレパートリー、19世紀後半、そしてサルスエラのレパートリーを中心に活躍。世界の歌劇場でその輝かしくもやわらかな声を披露している。ヴェルディのレクィエムをシャイー、クルレンツィスらのもとで歌っている。(輸入元情報)
【カルロ・レポーレ(バス)】
ナポリに生まれ、ローマで育つ。声楽を学びながら法学もおさめている。2008年ロイヤル・オペラにデビュー後、世界の歌劇場で活躍。バスのコミカルな役からシリアスな役までこなす、たしかな技術と広いレパートリーで世界的に認められている。『冬の旅』で演奏会ツアーを行ってもいる。(輸入元情報)
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