【全曲解説】NOCTURNAL BLOODLUST『ARGOS』

2022年05月25日 (水) 12:00

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全曲解説テキスト by 尋(Vo) Valtz(Gt) Yu-taro(Gt) Masa(Ba) Natsu(Dr)


1. The Devastated World

焼け野原をイメージ。地獄の始まり。(Valtz)

焼け野原をイメージしたopening se、THE AWAKEN TOUR 22でも入場seとして使っています。(Natsu)

2. Red Soil

Dナチュラルマイナースケールキーの9thにあたるEを軸にした歌メロが肝。地獄突入。(Valtz)

メロの良さ、ライブの盛り上がり、リフワークの緻密さ、聴いてみてくれ。話はそれからだ。(Masa)

BPM的にはそこまで速くないものの、Valtz節のリフがいい音符遊びをしていて疾走感があります。イントロからの爆発力が印象的で、アルバムARGOS開聴には最高のナンバー。
ブレイクダウンでの高速ツーバスも要チェック!(Natsu)

3. Straight to the sky (feat. Luiza)

叙情疾走で荒ぶってからのLuizaさん登場で拳掲げていきましょう!(Yu-taro)

女性ボーカル“Luiza”さんと尋のシャウトが絡み合う、今までにない新しいアプローチで攻めた楽曲。愛しさと切なさと心強さを兼ね揃えた泣きの一曲。(Masa)

ど頭から爆走系ブラストビートかましてます。
Yu-taroの得意な叙情系のメロディにこれでもかとパワー系リズムフレーズを練り込んであります。ライブでは後半の出番が多し。
拳突き上げて泣いて下さい。(Natsu)

4. Life is Once

これを聴いてノクブラらしくないって言ってる人がいたら、そいつは多分ノクブラを理解していない。(Masa)

現体制NOCTURNAL BLOODLUSTの始まりの曲。フルアルバムにこの曲は内容的にも心情的にも入れない選択肢はありませんでした。
一曲の中にあらゆる要素を詰め込んだノクブラ流王道メタルコア。(Natsu)

5. Dagger

とにかく強い(とにかく強い)。
みんな大好きDagger。(尋)

バンド史上最速/最重量曲。一聴して伝わる極悪曲を目指した。地獄中の地獄。(Valtz)

最も速く、最もヘヴィ。周りの雑音を全て一掃する破壊力。轟音快楽。(Masa)

ノクブラ史上攻撃力最強、速度最強、初見だと流石に何やってるか分からないはず。
もちろん分からせる気もありません。
スイッチブラスト、ヒールトゥー多用。
完全お客様置き去り型フルテンデスコア曲。
その分聴き応えもMAXのはずです。(Natsu)

6. THE ARGOS

地獄への序章。(Natsu)

7. Cremation (feat. PK of Prompts)


最恐ラスボスコア。
呆気に取られて気付いたら6分経過。(尋)

ダイアトニックコードを無視したコード進行を採用することで映画的なメロディを目指した。尋命名“ラスボスコア”。(Valtz)

これまでの歴代の中でここまでオーケストラを取り込んだ作品は初めてかもしれない。Featuringによる異なるシャウトが絡み合った極上の地獄のようなブレイクダウン、唸りまくってるギターワークス、ARGOSの世界がびっちりと詰まった一曲。(Masa)

MVにもなった今作のリードトラック。
ここでもValtz節炸裂、ギターリフにほぼフルユニゾンしたドラムフレーズはとても難しいけどめちゃくちゃはまってて、叩いてても聴いてても気持ちがいいです。
ブレイクダウンパートにはPromptsのボーカリストPKがFeaturing。
落とし所のツーバスがどれくらい速いかよく聞かれますがBPM200の12連符です。その後更に落ちます。(Natsu)

8. Bow Down

シンプルにして洗練されたライブでの即戦力ナンバー。実はこの曲が一番ドラムレコーディング大変だった説あり…。
何でも出来る余白があるからこそ出し際と引き際が大切なのです。
結果最高のリズムを叩き込めたと思います。(Natsu)

9. ONLY HUMAN

グルーヴィーなボーカルワークはラップに通ずるものがある。Djent曲の印象を持たれることがあるが、実はDjentフレーズは採用していない。(Valtz)

デジタルシングル三部作からの一曲。
ジェント基調のメタルコアナンバー、落としありブラストあり、ポリリズムあり。
テクニックは勿論、風刺的な歌詞もかなり気にいっています。(Natsu)

10. Eris

ボーカルいったい何人いるの!!?
A. 一人です。(尋)

ボーカルの多様性に驚愕。アゲアゲソング。(Yu-taro)

重さあり速さありのノリ重視ナンバー。
イントロからライブでみんながジャンプする姿が目に浮かびます。
後半の感情爆発パートも必聴。(Natsu)

11. THE ONE

2021/09 リリースのシングル曲。
ど頭からの疾走感と胸が熱くなるリードが最高です。(Natsu)

12. Reviver

FTFD直系の叙情ソング。涙涙の拳突き上げ全ガロングかましましょう。(Yu-taro)

こちらもデジタルシングル三部作から。
ライブで見たら更に伝わる熱さを持ってる曲です。
この曲は僕も叩いてる時叫んじゃいます。
音源も最高なんですけど、是非ライブで聴いてほしい。(Natsu)

NOCTURNAL BLOODLUST『ARGOS』

GENRE:METALCORE, DEATHCORE, POST HARDCORE
国内エクストリーム・ミュージックの先駆者、ノクブラによる
満を持して約8年ぶりとなるフル・アルバム

ノクブラ約8年ぶりのフル・アルバムは、ここ数年続いたバンドの苦難を微塵も感じさせない圧巻の作品に仕上がった。MVにもなったリード曲のTrack.7は壮大なストリングスと、ヘヴィでアグレッシヴなサウンドが複雑な展開を伴いながら絡み合い、彼らの極限の音楽性を1曲で体現した圧倒的完成度の楽曲として存在感をひときわ放つ一方、超絶極悪なTrack.5、難解な構造を備えたTrack.2、アルバムに緩急をもたらす疾走感のTrack.3、ドラマ性を孕んだTrack.10、インダストリアルなテイストでヘヴィ・サウンドの別口のアプローチを見せるTrack.8など、1曲残らずすべてが強烈な個性を放つ。もはや異次元に達したと言える現体制ノクブラが放つ、エクストリーム・サウンドの現在形。
米沢 彰 【ライター推薦】


ARGOS

CD

ARGOS

NOCTURNAL BLOODLUST

価格(税込) : ¥3,300

まとめ買い価格(税込) : ¥2,805

発売日: 2022年05月04日

注文不可

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