ポシュナー&ウィーン放送響/ブルックナー:交響曲第4番(第3稿/コーストヴェット版)
2023年03月24日 (金) 17:30 - HMV&BOOKS online - クラシック
#bruckner2024
マルクス・ポシュナー/ブルックナー:交響曲第4番(第3稿 コーストヴェット版)
「CAPRICCIO」レーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までにブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画「#bruckner2024」の第8弾。
先に発売されて好評の第1稿と第2稿に続き、当CDで交響曲第4番の3つの稿が最新のコーストヴェット版で揃いました。第4番の第3稿はブルックナーが弟子のレーヴェやシャルク兄弟らの意見をきいて改訂したことから「改ざん版」などと呼ばれた時期もありましたが、コーストヴェットはそのような見方を排し、第3稿を実際の演奏経験を経た上でブルックナー自身による実用的な改訂版と位置付けています。ポシュナーは速めのテンポを基調にしつつ、緩急の差をはっきりと付けるなど曲想の変化を明瞭に打ち出してゆき、コーストヴェットの考えを音として立証しています。
ポシュナーの指揮で揃った第1稿及び第2稿との聴き比べに加え、フルシャ&バンベルク響やヴァンスカ&ミネソタ管など第3稿を採用した他の演奏といった聴き比べの楽しみも広がりそうです。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』(第3稿/コーストヴェット版)
I. Ruhig bewegt (nur nicht schnell)(18:14)
II. Andante(14:10)
III. Scherzo. Bewegt - Trio. Gemachlich(9:46)
IV. Finale. Masig bewegt(19:22)
ウィーン放送交響楽団
マルクス・ポシュナー(指揮)
録音時期:2021年11月26-28日
録音場所:ウィーン放送文化会館
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
【#bruckner2024について】
ウィーンを拠点とするレーベル「Capriccio」がブルックナー研究の第一人者でイェール音楽大学院のポール・ホークショーの監修の下、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までに全交響曲のすべての稿を録音するというプロジェクトです。少なからぬ曲で目下刊行が進んでいる新ブルックナー全集(NBG)の楽譜が使われる予定。
指揮者には全曲を通じてマルクス・ポシュナーを、オーケストラはポシュナーの手兵リンツ・ブルックナー管弦楽団を主体にウィーン放送交響楽団も起用。ブルックナー・ファンにとっては目と耳の離せないシリーズとなりそうです。(輸入元情報)
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