【発売】マクラウド&リ・アンジェリ・ジュネーヴ/バッハ:ヨハネ受難曲(2CD)

2023年04月07日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


マクラウド率いるリ・アンジェリ・ジュネーヴがヨハネ受難曲を録音!
1725年第2稿の異稿5曲、ボーナス・トラック付き!


『マタイ受難曲』『ミサ曲ロ短調』とバッハの宗教音楽の大曲を録音し、世界的に高い評価を得ているステファン・マクラウドとリ・アンジェリ・ジュネーヴが、『ヨハネ受難曲』を録音!
 『ヨハネ受難曲』は、バッハの生前の1724年、1725年、1732年、1739年、1749年と、5度の改訂稿が作成され、そのうち少なくとも4回は演奏されています。再演するたびに手を入れ、楽譜を書き直していたのです。現在では、最後の演奏となった1749年稿で演奏・録音されることが多くなってきており、マクラウドも第4稿を基にしていますが、録音に当たっては、それ以外の稿も参照にして、曲の構成・楽器編成・歌詞の選択を行っているようです。例えば、通奏低音にはチェンバロとオルガンが併用され、曲や場面によってうまく使い分けられ、巧みな変化が付けられています。
 また、今回の録音では、1725年の第2稿の際に入れ替えられた5つの異稿曲もボーナス・トラックとして収録。トラックを入れ替えて聴くことで、全体を1725年の第2稿の曲構成として聴くこともできるようになっています。
 最大でも9人の歌手という小編成での歌唱ながら、その緊張感は冒頭からただならぬものがあり、「十字架に付けろ」などの合唱の迫力も圧巻。現代最高のエヴァンゲリストのひとり、ヴェルナー・ギューラを中心に、これまでの『マタイ受難曲』『ミサ曲ロ短調』に勝るとも劣らない最高峰の完成度で演奏されています。優れた実力を持つ歌手たちによる独唱もすばらしいですが、コラールの充実度も特筆すべきでしょう。歌手と楽器奏者たちのアーティキュレーションが統一され、歌も楽器も一体となり、テキストの内容をかみしめるように歌われています。終曲の透き通るような美しさを持つコラールまで聴き通せば、心が動かされること間違いありません。
 2005年、ステファン・マクラウドによって結成された「リ・アンジェリ・ジュネーヴ」はスイスを中心に活動するピリオド楽器グループで、世界中から実力ある演奏家が集っています。バッハ演奏の最前線にいる彼らのすばらしい演奏を聴き逃すことがありませんように!(輸入元情報)

【収録情報】
● J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245

● ボーナス・トラック:1725年第2稿より

 第1曲:Choral "O Mensch bewein dein Sunde gros"
 第11曲:Aria "Himmel reise"
 第13曲:Aria "Zerschmettert mich"
 第19曲:Aria "Ach windet euch nicht"
 第40曲:Choral "Christe, du Lamm Gottes"

 ヴェルナー・ギューラ(テノール/エヴァンゲリスト)
 ドリュー・サンティーニ(バス/イエス)
 ソフィー・ガラヘル(ソプラノ/アリア)
 アレクサンドラ・レヴァンドフスカ(ソプラノ/アリア、侍女)
 アレックス・ポッター(アルト)
 クリステル・モネー(アルト/リピエーノ)
 マクシミリアン・フォクラー(テノール/アリア)
 オリヴィエ・コワフェ(テノール/従僕)
 ステファン・マクラウド(バス/アリア、ユダ、ペテロ、ピラト)
 リ・アンジェリ・ジュネーヴ
 ステファン・マクラウド
(指揮)

 録音時期:2022年3月
 録音場所:スイス、ランドガストホフ・リーエン、グロッサー・フェストザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 サウンド・エンジニア、エディティング、マスタリング:マルクス・ハイラント(Tritonus Musikproduktion)
 ディジパック仕様

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