クルムペック/ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、他

2023年09月29日 (金) 19:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


オーストリアの俊英ピアニスト、ソニー・クラシカルへの第1弾はショパン

オーストリアのピアニスト、指揮者として活躍するフロリアン・クルムペックのソニー・クラシカルでの初録音。ショパンの有名な4つのバラードとピアノ・ソナタ第2番です。
 クルムペックはこれまでにない個性的な切り口で、ショパンの音世界を浮かび上がらせます。時代遅れのマンネリズムとは無縁で、ショパンの旋律がイタリアのオペラ、特にベルカントの影響をいかに強く受けているかを示すかのようです。録音では2台のピアノが使い分けられており、バラードと前奏曲には倍音豊かなベーゼンドルファー・インペリアル、ピアノ・ソナタ第2番では、よりクリアでより「モダンな」ベーゼンドルファー280が使用されています。
「ルービンシュタインが言ったように、ショパンの音楽は情熱的で男性的。フランス的ではなくスラヴ的。そして何よりも決して感傷的ではない!」とクルムペックはショパンについて述べています。
 フロリアン・クルムペックはオーストリア出身のピアニスト、指揮者。ブッフビンダー、オピッツ、レオンスカヤ、バレンボイムらに薫陶を受けました。ウラジーミル・フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団とのチューリッヒ・トーンハレでのソリストとしてのデビューでセンセーショナルな評価を受け、ウィーン、ザルツブルク、ミュンヘン、モスクワなどのほか、イスラエル、アメリカ、中国、 韓国、 ザルツブルクとブレゲンツの音楽祭、バート・キッシンゲン音楽祭、ライプツィヒ音楽祭、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭、ウィーン・クランボーゲンなどの国際音楽祭でのソロ・リサイタルで成功を収め、さらなるキャリアを築きました。またバレンボイムに指揮者としての才能を見出され、これまでエルサレム交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ウィーン交響楽団、ニュルンベルク州立フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラで客演指揮を務めたほか、北ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。バルセロナ、トゥールーズ、モンペリエの歌劇場で指揮するほか、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、ミヒャエル・シャーデ、ファン・ディエゴ・フローレス、ピョートル・ベチャワなどのソリストとも共演。2015年以来、オーストリアの文化協会、ゾンマー・ゼンメリングの芸術監督も務めています。(輸入元情報)

【収録情報】
ショパン:
● バラード第1番ト短調 Op.23
● バラード第2番ヘ長調 Op.38
● バラード第3番変イ長調 Op.47
● バラード第4番ヘ短調 Op.52
● 前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
● ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35『葬送』

 フロリアン・クルムペック
(ピアノ)

 録音時期:2018年9月11-14日
 録音場所:オーストリア、ゼンメリング・クアハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ピアノ・ソナタ第2番、4つのバラード、他 フロリアン・クルムペック

CD輸入盤

ピアノ・ソナタ第2番、4つのバラード、他 フロリアン・クルムペック

ショパン (1810-1849)

価格(税込) : ¥3,080

会員価格(税込) : ¥2,090

まとめ買い価格(税込) : ¥2,090

発売日: 2023年10月20日

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