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【特集】quasimodeが共演したいアーティスト

Monday, November 30th 2009


平戸祐介さんが共演を熱望するアーティスト



平戸祐介

平戸祐介(Pf/Key)

 



Gary Bartz

平戸's セレクト(Part.1)
【 Gary Bartz 】

Gary Bartz Ntu Troop /
I've Known Rivers And Other Bodies

オススメアルバムは、クラブ界でも重宝されてるアルバムで、彼の個性が前面に押し出されている素晴らしいアルバム。是非皆さんも聴いて欲しい。やはり彼のエネルギッシュなサックスとそれと対照的な顔を見せる彼のハートウォーミングな歌声。これを是非クオシで体感してみたい。
(平戸)

Gary Bartz

Gary Bartz

スピリチャル・ジャズ系 アルトサックスプレイヤー。マックス・ローチ&アビー・リンカーン・グループやジャズ・メッセンジャーズで活動し、マッコイ・タイナー・グループやファラオ・サンダースとも共演を果たす1。1970年にはマイルスバンドに抜擢されたことで、評価を高めた。また同時期にNTU Troop(ントゥ・トゥループ)を結成し、よりアフリカ回帰的なアプローチを強めたスピリチャル・ジャズの道へ進んだ。現在においてはレア・グルーヴ・ムーブメントを経たヒップホップ、クラブジャズなどのアーティスト達がGary Bartz作品をサンプリングし、新たなる名曲を生み出す程にGary Bartzへのクラブシーンからの評価は高まっている。

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Horace Silver

平戸's セレクト(Part.2)
【 Horace Silver 】

Horace Silver / Silver'N Strings
<現在入手困難>

BNLAの超後期のアルバムで、タイトル通りストリングスを全面に聴かせる。ただそのアレンジが本当に素晴らしい。彼の全ての曲はエモーションであり、一つ一つのメロディ、リズムには必然性がある。全くの無駄がない。こういうピアニスト、またコンポーザーになりたい!同じピアニストだが是非連弾でもいいから共演したい!
(平戸)

Horace Silver

Horace Silver

1928年コネチカット生まれ。ファンキー・ジャズ・ブームの先駆。50年台にニューヨークへ進出し、1952年と1953年に自己のトリオにブレイキー等を加え、ハード・バップ時代を創生・牽引する。このクインテットが後にジャズ若手の登竜門となるジャズ・メッセンジャーズとなってゆく。1956年にはブレイキーから離れ、自己のハード・バップ・クインテットを作る。ブルー・ノート・レコードに多くのアルバムを残したが、音楽性の理解を去れずブルー・ノートを去り、1981年に自己レーベル、シルヴェートを作り、1990年代に入り、インパルス!レコードに移籍。マイケル・ブレッカー等と共演している。

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渡辺貞夫

平戸's セレクト(Part.3)
【 渡辺貞夫 】

渡辺貞夫 / My Dear Life

僕がJAZZを知るきっかけとなったアーティスト。またアルバムであり、幼少の頃から彼のアルバムが大好きで何度も針を落としてました。なんといってもアルバム全体ワクワクするリズム、メロディー最高ですね。何といっても貞夫さんのサックスの音色はほんとに素晴らしいの一言。
(平戸)

渡辺貞夫

渡辺貞夫

1933年、栃木県生まれ。高校卒業後、上京。アルトサックス・プレイヤーとして数多くのバンドのセッションを経て、1962年米国ボストンのバークリー音楽院に留学。 日本を代表するトップミュージシャンとしてジャズの枠に留まらない独自の音楽性で世界を舞台に活躍。写真家としての才能も認められ6冊の写真集を出版。2005年愛知万博では政府出展事業の総合監督を務め、音楽を通して世界平和のメッセージを提唱。



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松岡”matzz”高廣さんが共演を熱望するアーティスト



松岡”matzz”高廣

松岡”matzz”高廣(Perc)

 



roy ayers

松岡's セレクト(Part.1)
【 Roy Ayers 】

Roy Ayers Ubiquity /
Everybody Loves The Sunshine

ジャカルタのJAVA JAZZ Festivalに出演させていただいた時に、quasimodeの後にライブを生で見て、圧倒的なライブパフォーマンスに衝撃を受けた。うれしい事に一緒に写真も撮ってもらい、僕らのライブも誉めてくれた。年をまったく感じさせないパワーは圧巻。ぜひ共演させて頂きたい。もはやクラブクラシックであるこのアルバムは、とにかく聴いて欲しい。
(松岡)

roy ayers

Roy Ayers

1940年、ロサンゼルス生まれ。幼少の頃から母親にピアノを学び、ライオネル・ハンプトンのコンサートで、2本のマレットをプレゼントされたことをきっかけにプロのヴァイブ奏者を目指したという。自身のバンド・ユビキティを結成。ジャズ・ファンクからディスコ、ソウル、フュージョンと幅広く活動し、「Running Away」「Love Will Bring Us Back Together」「Everybody Loves The Sunshine」「2000 Black」などの名曲を生み出した。以前のレア・グルーヴ・ムーブメント以降はクラブ方面から再評価されており、現在においても積極的な活動を行っている。

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Raul Midon

松岡's セレクト(Part.2)
【 Raul Midon 】

Raul Midon /
A World In A World

オランダのNorth Sea Jazz Festivalに出演した時に、ライブを見させて頂き、一人であそこまですらしいパフォーマンスができるのかと圧巻。打楽器にもなるギターも、そのソウルフルな歌声も最高だった。今後ぜひ共演する機会があればと思う。そのライブでやっていた、Pick Somebody Upが収録されたアルバム。深みのある歌声は最高。
(松岡)



Raul Midon

Raul Midon

米国ニュー・メキシコ州出身の作曲家/ヴォーカリスト/ギタリスト。生まれつきの盲目ではあるものの、マイアミ大学のジャズ専攻を卒業。02年、ニューヨークへ移り、ハウス界の巨星Louie Vega (Little Louie Vega) の『Elements Of Life』へ参加。05年に1stアルバム『State Of Mind』をリリース。同アルバムに収録の「Expression of Love」には、ラウルと同じ全盲でありながら、すでに世界的成功を収めたスティーヴィー・ワンダーが参加。07年には2ndアルバム『A World In A World』、09年には『Synthesis』をリリース。

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Gary Bartz

松岡's セレクト(Part.3)
【 Bukky Leo 】

BUKKY LEO QUARTET /
REJOICE IN RIGHTEOUSNESS

『V.A. / Acid Jazz Jazz (LP)』に収録

サックス奏者:フェラクティの門下生でもあった彼が、ナイジェリアからロンドンへ渡り、ジャイルス・ピーターソンのプロデュースでACID JAZZよりリリースした12インチ。黒くて疾走感のあるこの曲は自分にとって、いまだにマストである。どちらかというと、SMOOVEによるリミックスの方が有名かも。また、トニー・アレンの参加しているアフロビート全開の最新作も最高。機会があればぜひ共演してみたい。
(松岡)

Bukky Leo

Bukky Leo

バッキー・レオは82年にナイジェリアからロンドンへ移住。その後ジャイルス・ピーターソンの後押しによりアシッド・ジャズと契約を結び、ミニ・アルバムをリリース。ダンス・ジャズ・チャートで1位を獲得。以降もロンドンを始めNYやサンフランシスコなどでもライヴ活動を意欲的に行う。ニュー・グループ、ブラック・エジプトを率いて活動も行う。






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quasimode/daybreak



quasimode/golden works





須長和広さんが共演を熱望するアーティスト



須長和広

須長和広(Bass)

 



Raul Midon

須長's セレクト(Part.1)
【 Esperanza Spalding 】

Esperanza Spalding /
Esperanza

彗星のごとく表れた彼女はベーシストであり、シンガー。ウッドベースを弾きながら透き通った声で歌う姿はボッサやジャズの楽曲にとてもマッチしていて魅力的。もちろんベースの腕前は申し分無いのですが、是非ボーカリストとして歌ってもらいたいです。そしてベースを教えて頂きたいです!オランダのNorth Sea Jazzでは同じ出演者だったのですが、移動の都合で見れなくてとても残念でした。
(須長)

Esperanza Spalding

Esperanza Spalding

オレゴン州ポートランド出身の女性ベーシスト、エスペランサ・スポルディング。ミシェル・カミロやパット・メセニー、ジョー・ロヴァーノらと演奏経験があるというスポルディング。バークリー音楽院では最年少音楽講師でもあり、ヴァイオリニストとしても実績がある。ベースを弾きながらのスキャット風ヴォーカルも魅力。


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Dorothy Asyby

須長's セレクト(Part.2)
【 Dorothy Ashby 】

Dorothy Ashby / Junior Mance /
Fantastic Jazz Harp Of / Live At The Top

既にこの世を去ってしまったので共演する事はできないですが、生きていると仮定して、この方、ジャズハープ奏者のドロシーアシュビー。アリスコルトレーンとはまた少し異なった雰囲気ですが、非常に難度の高いこのハープでソロを取っているのが凄い。しかもものすごくサウンドが気持ち良い。ジャズとハープの融合は個人的にこれまでに経験をした事がないし、是非quasiのメンバーと共演してみたいです。というかいつか実現させたいです。
(須長)

Dorothy Ashby

Dorothy Ashby

唯一といっていい女性ジャズハープ奏者。1932年ミシガン州生まれ。ドナルド・バード、ケニー・バレルらと早くから共演し、ピアノも演奏していたが、強い希望でハープを志向、ルイ・アームストロング、ウディ・ハーマンらと共演を重ねる。60年代末に西海岸に移ってからはスタジオ・ワークで身を立て、共演したビル・ウィザースの推薦でスティーヴィー・ワンダーの知己を得てセッションにも参加。既に他界しているが、サンプリング・ソースに使われるなど、ヒップホップ世代のリスナーからも高い支持を受けている。

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Benny Sings

須長's セレクト(Part.3)
【 Benny Sings 】

Benny Sings / Benny…at Home

懐かしくもあり新しい、そして声がなんといっても一度聴いたら離れないくらい心地良いブルーアイドソウル。メロディセンス、そして楽曲のアレンジからプロデュース、類い稀な才能の持ち主で年齢も同い年くらいの今や時の人になった彼に、是非歌って頂きたいです。彼は「daybreak」のゲストボーカルとしても参加して頂いたウーター・へメルのプロデューサーであります。
(須長)

Benny Sings

Benny Sings

1977年にオランダのドルドレヒトで生まれる。ファースト・アルバム『Champagne People』を2003年にリリース。評論家の間でかなり話題となる。その後、バート・バカラックらの音楽を研究し、2005年にセカンド・アルバム『I Love You Benny Sings Live at the Bimhuis』を発表。本アルバムはジャザノヴァが運営するレーベル、ソナー・コレクティヴより全世界発売。その後2006年にはレッドノーズ・ディストリクトというコラボ・ユニットで『Euh』を発表。同名義の楽曲「Miss Moral」がジャイルスのレーベル、Brownswoodのコンピレーションに収録。ウーター・ヘメルなどのプロデュースを手掛ける傍ら、ソロ名義としては3作目のアルバム『Benny…at Home』を完成させる。

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今泉総之輔さんが共演を熱望するアーティスト



今泉総之輔

今泉総之輔(Drums)

 



Roy Hargrove

今泉's セレクト(Part.1)
【 Roy Hargrove 】

Rh Factor(Roy Hargrove) /
Strength

現代の最高カリスマトランペッター。伝統的なスタイルもこなし、今の時代を牽引するスタイルと、バンドアンサンブル、リーダー的な凄みを持っている。柔らかくも太いサウンド、ものすごいスピード感で吹ききる迫力。強烈なアウトフレーズと、シンプルにリズムをフックするスタイル。とにもかくにもトランペットの魅力にあふれています。そんなRoyの全開なプレイが聴けるアルバムです。
(今泉)

Roy Hargrove

Roy HargroveRh Factor

1990年にウィントン・マルサリスに見出されデビュー。近年はハービー・ハンコック、マイケル・ブレッカーとのグループ“ディレクションズ・イン・ミュージック”の一員としても活躍中。更に"The RH Factor"としてエリカ・バドゥ、ディアンジェロ、Qティップ、コモン、バーナード・ライト、マーク・キャリー、カール・デンソンなど、30代の 20人からなる奔放なエリート集団における、ロイのトランペッター/作曲家の変名アーティストとしても活動。名トランペッターとしてのRoy HargroveとクラブサイドのRh Factorを使い分ける鬼才である。

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Bes From Swanky Swipe

今泉's セレクト(Part.2)
【 Bes From Swanky Swipe 】

Bes From Swanky Swipe / Rebuild

個人的なんですけど、とても影響を受けました。日本を代表するMC(ラッパー)です。最近はさまざまなArtistにFeaturingされることも多いです。スキルが半端じゃないです。とくにフロウが好きで、独特のタイム感があります。トラックを絶対に追い越さないというか。。ドラマーとしてはこのリズムが何なのかすごい気になって、かなり聴きこみました。とくにフロウが好きで、独特のタイム感があります。トラックを絶対に追い越さないというか。。ドラマーとしてはこのリズムが何なのかすごい気になって、かなり聴きこみました。シンコペの音符の形とか、飲む休符のとり方、大きくて太いグルーヴ、気持ち良いです。
(今泉)

Bes From Swanky Swipe

Bes From Swanky Swipe

Swanky SwipeのメインMC。SEEDA、I-DeAらとSCARSに加入し2006年「The Album」をリリース。(現在は脱退) さらに同年Swanky Swipeの1stアルバムもリリースし、両作品ともに高い評価を得る。2007年、アルティメットMCバトル本戦に出場し準優勝。

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菊地 成孔

今泉's セレクト(Part.3)
【 菊地 成孔 】

菊地 成孔ダブセクステット /
in tokyo

あらゆる音楽に精通している菊池成孔さん、何度か対バンもさせて頂いてます。豊富なアイデイアで、ジャズの枠にとどまらない活動をする半面、バップの大切さを訴えていたりと、ものすごくJazz愛を感じます。このアルバムも60年代マイルスに迫るテンションで、こんなスリリングな音楽を形にできるのに、ただただ驚きます。菊池さんのまわりのミュージシャンもオリジナルな方たちが多く、日本のジャズを牽引していてあこがれの世代です。サックスはもちろんのこと、トークもとてもおもしろく、歌も素敵です。ぜひ共演してみたい方です。
(今泉)

菊地 成孔

菊地 成孔

音楽家/文筆家/音楽講師、1963年千葉県銚子市生まれ。25歳で音楽家デビュー。山下洋輔グループ、ティポグラフィカ(今堀恒夫主宰)、グランドゼロ(大友良英主宰)を経て、「デートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデン」、「スパンクハッピー」といったプロジェクトを立ち上げるも、2004年ジャズ回帰宣言をし、ソロ・アルバム『デギュスタシオン・ア・ジャズ』、『南米のエリザベス・テイラー』を発表。現在ジャズサ・キソフォニストとして演奏するほか、作詞、作曲、編曲、プロデュース等の音楽活動を展開。主宰ユニットに「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」と2007年に「デ−トコースペンタゴン・ロイヤルガーデン」を惜しまれつつも発展解散し、同年秋に結成した「菊地成孔 ダブ・セクステット」をもつ。音楽、音楽講師、また執筆(音楽にとどまらずその対象は映画、料理、服飾、格闘技と幅広い)をよくし、「時代をリードする鬼才」、「現代のカリスマ」、「疾走する天才」などとも呼ばれている。

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