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蘭寿とむ デビューCD発売記念 初ソロライブ
2015年11月12日 (木) 20:30
|HMV&BOOKS online - 演劇 , HMV&BOOKS online - 演劇・ステージ
10月21日(水)に初のCDアルバム『L’Ange(ランジュ)』をリリースした元宝塚トップスターの蘭寿とむが、11月11日(水)、品川ステラボールでCD発売記念のファーストライブを開催した。(11日は初日、公演は12日まで)
宝塚歌劇団100周年の記念公演を花組トップスター(男役)としてつとめあげ、2014年5月に退団後は、女優として順調に活躍を続けている蘭寿とむ。数々の舞台はもちろん、Netflixオリジナルドラマとして今秋配信され、11月13日からはフジテレビ系「金曜プレミアム」として地上波にも登場する『アンダーウェア』に出演するなど、話題が続いているが、この日は、シンガーとして初の単独ライブということで、会場には待ちわびたファン約700人が全国から詰めかけ、“L’Ange(ランジュ)=天使”の歌声に酔いしれた。
1996年、宝塚歌劇団に首席で入団し、以後、輝かしい実績を積んできた蘭寿だが、今年1月に発売された、元宝塚歌劇団男役トップスター10名による史上初のJ-POP男性ボーカリストのカバーアルバム『麗人-REIJIN-』に参加し、坂本九の「心の瞳」をカバーすると、そのハートウォーミングな歌唱が大変評判となり、ポピュラーシンガーとしての才能も開花させた。続いて7月1日に発売された『麗人REIJIN ?Showa Era-』では、「瑠璃色の地球」(オリジナル:松田聖子)をカバー。さらにスケールの大きな歌声を披露し、iTunes歌謡曲チャートで1位に輝くなど、歌手としての評価も高めた。
そして、10月に発売されたCDアルバムは、その芸名の由来となった“L’Ange(ランジュ)=天使”というタイトルの通り、蘭寿とむのセルフプロデュースにより制作されており、この日の発売記念ライブも、すべて蘭寿のプロデュースにより構成・演出された。
開演は19時。オープニングのSEにのせて、真っ赤なドレス姿で本人が登場。「キラキラのpop star 羽を広げ 魔法をかけてあげよう」という歌詞が象徴的な、まさに宝塚のトップスター時代を想わせる平井堅のカバー「POP STAR」を歌い始めると、会場のボルテージは一気に上がった。
冒頭のMCで蘭寿とむは、次のようにコメント。
「初めてのライブということでドキドキしましたが、皆さんにあたたかく迎えていただけてよかったです。アルバムのお話しを伺った時はとても驚いたのですが、同時にすごくうれしくて、ぜひ挑戦させてくださいとお願いしました。宝塚歌劇団を退団して、ちょうど1年半が経ちました。女優として、舞台、ドラマ、そして今回のCDと、初挑戦もさせていただけて、刺激ある日々を過ごさせていただいております。舞台と違い、ドラマやCDは1人で台本や譜面に向かうことが多いので、今日はいろんな感想が聞きたいと思って、皆さんにお会いできることを楽しみにしていました。アルバムの発売日にオリコンの(デイリー)チャートで19位をいただき、全国の皆さんがたくさん聴いて下さり、アルバムを通しての私の声や気持ちが届いたんだと思って本当にうれしかったです。今日は生でバンドの皆さんと一緒にお届けできるということで、このような機会をいただけてうれしく思っております。最後までよろしくお願いいたします。」
続いて、自身のリクエストでアルバムに収録された「君に贈る歌〜Song For You」(オリジナル:シェネル)をストリングス含む総勢10名の生バンドでしっとりと歌い上げると、次曲の安室奈美恵の大バラード「I WILL」では、ビートの効いたミドルテンポにアレンジするなど、蘭寿のアイディアが冴えわたる。
蘭寿とむ自らが作詞を手がけた「会えない時間」は、まるでディズニー映画を彷彿とさせるスケールの大きな楽曲(作曲:菊池一仁)で、この日のバンドとの息もぴったり。「Precious」(オリジナル:伊藤由奈)、そして、宝塚の大先輩でもある岩谷時子作詞の名曲「つばさ」(オリジナル:本田美奈子)と、歌手・蘭寿とむの魅力を伝える大曲を歌い切り、ステージをいったん後にした。
ライブ後半は黒のパンツスタイル姿でスタート。コブクロの「ここにしか咲かない花」では、CDで披露した蘭寿自らのコーラスパートも再現し、会場は温かい空気に包まれる。“恋愛ソングの女王”とも称される古内東子が作詞を提供した「運命のせいにして」では、“女優”蘭寿とむの新たな魅力を開花させ切なく聴かせた。
続いては、蘭寿が作詞したもう1つのナンバー、「Blooming」(咲きほこる)という、元“花組”トップのイメージにぴったりの、さわやかでポップな曲調で会場を盛り上げる。この曲は、AKB48「桜の栞」「桜の花びらたち」というグループを代表する名曲を書いたメロディーメーカーで、この日の音楽監督も務めた上杉洋史が作曲も手がけたもの。
ラストはアルバムのテーマ曲「L’Ange」。個性派イケメン俳優・新納慎也(にいろしんや)の作詞でも話題になったノリのよいナンバーで、新しい道を歩みはじめた“天使(ランジュ)”の決意を歌い、約1時間20分のステージを締めくくった。
男役として培った華やかさと卓越した表現力はそのままに、ナチュラルでハートウォーミングな歌声を響かせる珠玉のボーカリストが誕生。そのCDデビューを記念して、著名ファンからも応援コメントが到着。
「第一声を聴いた時、まゆさん(*注:蘭寿とむ)がすぐ近くに舞い降りてきてくれたように感じてとても幸せな気持ちになりました」(田村ゆかり・声優)
「今まで蘭寿さんの舞台を観てパワーを頂いていた様に、これからはこのアルバムを聴いて沢山パワーを頂きたいと思います!」(渡辺麻友・AKB48)
2016年の蘭寿とむは、1〜2月に地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14『The Love Bugs』に出演。5〜6月に帝国劇場で上演される『天使にラブソングを〜シスター・アクト〜』では、森公美子とのダブルキャストでの主演も決定するなど、女優としての活躍が期待されているが、シンガー蘭寿とむの今後にも、注目したい。
<渡辺麻友(AKB48)のコメント全文>
またひとつ、宝物が増えました!宝塚歌劇団さんにハマるキッカケとなった方が蘭寿さんでした。初めて生で観た作品が、蘭寿さんのトップお披露目作品でもあった「ファントム」だったのですが、その素晴らしいステージとパフォーマンスに衝撃を受け、一気に宝塚歌劇、そして蘭寿さんの虜になりました。
今回のアルバムでは、蘭寿さんの宝塚時代とはまた違った魅力が沢山詰まっていました。とても伸びやかで、包容力のある、聴くもの全てを包み込んでしまうような優しい歌声。まさに、このアルバムのタイトル「L’Ange」(フランス語で"天使")とあるように、"天使の歌声"でした。今まで蘭寿さんの舞台を観てパワーを頂いていた様に、これからはこのアルバムを聴いて沢山パワーを頂きたいと思います!
またひとつ、宝物が増えました!宝塚歌劇団さんにハマるキッカケとなった方が蘭寿さんでした。初めて生で観た作品が、蘭寿さんのトップお披露目作品でもあった「ファントム」だったのですが、その素晴らしいステージとパフォーマンスに衝撃を受け、一気に宝塚歌劇、そして蘭寿さんの虜になりました。
今回のアルバムでは、蘭寿さんの宝塚時代とはまた違った魅力が沢山詰まっていました。とても伸びやかで、包容力のある、聴くもの全てを包み込んでしまうような優しい歌声。まさに、このアルバムのタイトル「L’Ange」(フランス語で"天使")とあるように、"天使の歌声"でした。今まで蘭寿さんの舞台を観てパワーを頂いていた様に、これからはこのアルバムを聴いて沢山パワーを頂きたいと思います!
<田村ゆかり(声優)のコメント全文>
大好きなまゆさん(*注:蘭寿とむ)のデビューアルバム。 ドキドキしながら再生させていただきました。 「会えない時間」の第一声を聴いた時、まゆさんがすぐ近くに舞い降りてきてくれたように感じてとても幸せな気持ちになりました。まさに待望の1曲。1枚です。
オリジナル曲とカバー曲が織り交ぜられているこのアルバムの中で、私が1番素敵だなと思ったカバー曲は「Precious」です。ゆったりとしたメロディに優しい歌声。サビに入ってからの伸びやかな歌声が心地いいんです。もちろん、クールな「I WILL」もグッときましたし、思わず一緒に口ずさんでしまう「POP STAR」も素敵です。
そして、オリジナル曲!!どの曲も大好きなのですが、アルバムタイトルにもなっている「L’Ange」が特にお気に入りです。まゆさんと一緒に大空を駆け抜けているような希望に満ちた曲で、前向きな気持ちにさせてくれます。特にサビに入る前のBメロのワクワク感がたまらないと思いました!キラキラしてます。きゅんとします!また、メロディアスで切ない「運命のせいにして」は1度聴いた時から頭を離れず、心を奪われています。
これはアルバムを通してなんですが、言葉のひとつひとつを大切に奏でられているのがとても印象的です。まゆさんの想い、そして優しさに包み込まれてるような気分になるんです。 私のお家にも、天使がしあわせを運んできてくれました。まゆさん、こんなに素晴らしいアルバムを届けてくれてありがとうございます。これからも、大好きです(*^_^*)
大好きなまゆさん(*注:蘭寿とむ)のデビューアルバム。 ドキドキしながら再生させていただきました。 「会えない時間」の第一声を聴いた時、まゆさんがすぐ近くに舞い降りてきてくれたように感じてとても幸せな気持ちになりました。まさに待望の1曲。1枚です。
オリジナル曲とカバー曲が織り交ぜられているこのアルバムの中で、私が1番素敵だなと思ったカバー曲は「Precious」です。ゆったりとしたメロディに優しい歌声。サビに入ってからの伸びやかな歌声が心地いいんです。もちろん、クールな「I WILL」もグッときましたし、思わず一緒に口ずさんでしまう「POP STAR」も素敵です。
そして、オリジナル曲!!どの曲も大好きなのですが、アルバムタイトルにもなっている「L’Ange」が特にお気に入りです。まゆさんと一緒に大空を駆け抜けているような希望に満ちた曲で、前向きな気持ちにさせてくれます。特にサビに入る前のBメロのワクワク感がたまらないと思いました!キラキラしてます。きゅんとします!また、メロディアスで切ない「運命のせいにして」は1度聴いた時から頭を離れず、心を奪われています。
これはアルバムを通してなんですが、言葉のひとつひとつを大切に奏でられているのがとても印象的です。まゆさんの想い、そして優しさに包み込まれてるような気分になるんです。 私のお家にも、天使がしあわせを運んできてくれました。まゆさん、こんなに素晴らしいアルバムを届けてくれてありがとうございます。これからも、大好きです(*^_^*)
セットリスト
M01. Opening (S.E.) 〜 POP STAR *オリジナル:平井 堅
M02. 君に贈る歌 〜Song For You *オリジナル:シェネル
M03. I WILL *オリジナル:安室奈美恵
M04. 会えない時間 ★新曲
M05. Precious *オリジナル:伊藤由奈
06. つばさ *オリジナル:本田美奈子
07. ここにしか咲かない花 *オリジナル:コブクロ
08. 運命のせいにして ★新曲
09. Blooming ★新曲
10. L'Ange ★新曲
イベント情報
■ミニライブ&特典会(西宮)
11月14日(土) 14:00スタート
場所:阪急西宮ガーデンズ 4Fスカイガーデン・木の葉のステージ
イベント当日CD販売開始時間:11月14(土)10:30〜
※ミニライブは観覧フリーとなります。優先観覧エリアでご覧になりたい場合は、イベント当日、阪急西宮ガーデンズ「4Fスカイガーデン 木の葉のステージ」前の即売場所にて、CD『L’Ange』(限定盤・通常盤)をご購入された方に、「特典会参加券」・「整理番号付き優先エリア観覧券」を先着でお渡し致します(規定数に達し次第配布を終了させて頂きます)。
■特典会(福岡)
11月16日(月) 18:00スタート
場所:ミュージックプラザ・インドウ(福岡市)
※ミュージックプラザ・インドウにて、CD『L'Ange』(限定盤・通常盤)をご購入された方に、「特典会参加券」を先着でお渡し致します(規定数に達し次第配布を終了させて頂きます)。
商品情報
蘭寿とむ『L’Ange』
2015年10月21日(水)発売
[限定盤](CD+DVD)4,200円(+税)VIZL-890
[通常盤](CD1枚)3,000円(+税)VICL-64431
01. 会えない時間(作詞:蘭寿とむ 作曲:菊池一仁編曲:中村康就)★新曲
02. POP STAR(作詞・作曲:平井堅 編曲:上杉洋史)*オリジナル:平井堅
03. 君に贈る歌〜Song For You(作詞・作曲:SWEEP 編曲:三枝伸太郎)*オリジナル:シェネル
04. L'Ange(作詞:新納慎也作曲:三枝伸太郎 編曲:上杉洋史)★新曲
05. Precious(作詞:Kei Noguchi作曲:Hayato Tanaka 編曲:山口俊樹)*オリジナル:伊藤由奈
06. I WILL(作詞:安室奈美恵作曲:葉山拓亮 編曲:山口俊樹)*オリジナル:安室奈美恵
07. Lead 〜つながる(作詞:aico okada作曲:菊池一仁 編曲:中村康就)★新曲
08. つばさ(作詞:岩谷時子作曲:太田美知彦 編曲:三枝伸太郎)*オリジナル:本田美奈子
09. いのちの名前(作詞:覚和歌子作曲:久石譲 編曲:三枝伸太郎)*オリジナル:木村弓(「千と千尋の神隠し」テーマソング)
10. Blooming(作詞:蘭寿とむ作曲・編曲:上杉洋史)★新曲
11. 運命のせいにして(作詞:古内東子作曲:菊池一仁編曲:中村康就)★新曲
12. ここにしか咲かない花(作詞・作曲:小渕健太郎編曲:上杉洋史)*オリジナル:コブクロ
[限定盤DVD収録内容](約10分)
Music Video:会えない時間
Making PV:つばさ / 君に贈る歌 〜Song For You / いのちの名前〜
※[生産限定盤]初回生産分に、CD発売記念ライブ<チケット優先購入予約券(シリアルナンバー)>を封入
兵庫県出身。1996年、宝塚歌劇団に主席で入団。同年、花組に配属。2001年『ミケランジェロ』で新人公演初主演。2011年、花組『ファントム』でトップスターに就任。2013年、月組公演『ベルサイユのばら−オスカルとアンドレ編−』に特別出演。その後、『オーシャンズ11』『戦国BASARA−真田幸村編−』など幅広いジャンルの作品に主演。2014年5月『ラスト・タイクーン−ハリウッドの帝王、不滅の愛−/TAKARAZUKA∞夢眩』東京宝塚劇場千穐楽にて退団。退団後はオリジナル・ダンス・ミュージカル『ifi(イフアイ)』で主役ユーリとして女優デビュー。『SHOW-ism VIII ∞(ユイット)』や『TAKE FIVE』等の舞台の他、CDやコンサートにも参加。雑誌やTV等、活動の場を広げている。
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