はじまりの24時間書店

ロビン・スローン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488011062
ISBN 10 : 4488011063
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
133p;19

内容詳細

1969年、ひとりの大学図書館員が一冊の貴重な書物を見つけ出す使命を帯びてサンフランシスコを訪れた。ペナンブラという風変わりな名前を持つその青年は、手がかりを求め夜遅く一軒の小さな書店に行き着く。薄暗い店内には異様に背の高い本棚が並ぶその店は、客も少ないのになぜか終日休まず営業していた――あの〈24時間書店〉が秘めていた、もうひとつの本にまつわる不思議な冒険の物語。本を愛するすべての人に贈ります。

【著者紹介】
ロビン・スローン : 作家。ミシガン州出身。ミシガン州立大学卒業後、ジャーナリスト養成学校やテレビ局等で働く。2004年には情報社会の未来を予想したFlashムービー「EPIC2014」を共同製作して話題を呼んだ。2012年、Webで発表した作品をもとにした『ペナンブラ氏の24時間書店』で作家デビュー

島村浩子 : 津田塾大学学芸学部英文学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 旅するランナー さん

    幻の古書を探して、青年がたどり着く、サンフランシスコの24時間書店。探索の行き着く先に、この街の過去と現在(1969年)が交差する。古書店主モーのオススメ本(ミステリー・SF小説が中心)は読みたくなりますね。本と書店を愛する人の読書欲をチョコっとくすぐるかもー。

  • みかん🍊 さん

    大学図書館勤務の青年が館長の命を受け数百年の間行方不明の本を探し求めたどり着いたのはサンフランシスコの24時間書店、そこには天井が見えない程の高い本棚がならび終日営業の中夜中にも人が集まってくる風変りな書店、幻の本を求め奇妙な店主と書店員の手を借りる。天井まで並んだ本棚にはどれ程の本が並んでいるのか、本を求めての不思議な冒険物語だった。

  • ばう さん

    ★★★ 『ペナンブラ氏の24時間書店』の前日譚。前作は恥ずかしながら現代の電脳社会についていけない身には中々理解出来ない部分もありましたが😅こちらは舞台が1969年!コンピュータがまだまだ赤ちゃんの時代なので苦労せず楽しむことが出来ました。大学の図書館員ペナンブラ氏は幻の書を見つけ出すという使命を帯びてやって来たサンフランシスコで24時間書店に行き着きます。24時間書店誕生秘話、コルヴィナとの出会い。船の書店という発想も素敵!ボリュームのある1作目に比べるとあっさりした内容で番外編的なイメージ。

  • 茜 さん

    以前読んだ「ペナンブラ氏の24時間書店」の前日譚です。微かに記憶に残っているのは24時間書店は世界中にあったんだよなぁと。てっきりペナンブラが始めたと思い込んでいたのだけど、この頃から始まったのかぁと何だか懐かしくなりました。ロビン・スローン氏、日本ではこの他に一冊出していて全部で3冊しかないみたいだけど翻訳されていないだけなのかな?是非また24時間書店の物語を出して欲しいと思いました。

  • ワッピー さん

    家族の紹介してくれたファンタジー。ガルヴェニック大学に入学したジャックスは、稀覯本を探索するハンターとなり、数百年前に行方不明になった『タイキオン』の手がかりを求めて世界各地を放浪し、サンフランシスコに上陸。夜の町を彷徨い、たどり着いた24時間書店で『タイキオン』が最後に目撃された古書店について重大な手がかりを見いだす・・・。ワッピーの妄想を絵に描いたような稀覯本探索行、そして古地図や古記録から失われた場所を割り出す快感!読後の感慨の中で、ふと気がつくとこれもシリーズ2作目。1巻目を読まなければ・・・。⇒

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ロビン・スローン

作家。ミシガン州出身。ミシガン州立大学卒業後、ジャーナリスト養成学校やテレビ局等で働く。2004年には情報社会の未来を予想したFlashムービー「EPIC2014」を共同製作して話題を呼んだ。2012年、Webで発表した作品をもとにした『ペナンブラ氏の24時間書店』で作家デビュー

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