異世界食堂 6 ヒーロー文庫

犬塚惇平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784074497409
ISBN 10 : 4074497409
フォーマット
発行年月
2021年10月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
280p;16

内容詳細

オムニバス形式のエピソード集としてお届けする待望の第6巻。
時に森の中に、時に海岸に、時に廃墟に……その扉は現れる。
猫の絵が描かれた樫の木の扉は、
「こちらの世界」と「あちらの世界」をつないでいる。
扉を開けて中へ入ると、そこは不思議な料理屋。
「洋食のねこや」。
「こちらの世界」では、どこにでもありそうだけど意外となくて、
生活圏に一軒欲しい小粋な洋食屋として、創業五十年、
オフィス街で働く人々の胃袋を満たし続けてきた。
グルメの井之頭某が孤独にメンチカツを頬張っていそうな、
高級すぎず安っぽくもなくイイあんばいの店内は、
昼時ともなるとサラリーマンで溢れかえる。
「あちらの世界」では、「異世界の料理が食べられる店」として、
三十年ほど前から、王族が、魔術師が、エルフが、
究極の味を求めて訪れるようになった。
週に一度だけ現れる扉を開けてやってくるお客が求めるのは、
垂涎の一品と、心の平穏。  
美味いだけではないその料理には、人々を虜にしてしまう、
不思議な魔力が宿っている。
誰が呼んだか「異世界食堂」。
チリンチリン――。
今日もまた、土曜日に扉の鈴が鳴る。

【著者紹介】
犬塚惇平 : 『異世界食堂』にて待望のデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • オセロ さん

    kindle unlimitedにて。 今までの常連さん達の話もありながら、新たに異世界食堂の扉をくぐる人達の物語が増えた印象の今巻。 その中でもバイトの面接を受けに来た店主の姪・早希が異世界の人達に紛れて料理を食べる話はシュールだなと思いましたけど、アレッタと早希が一緒に賄いを食べたりして心を通わせる様子は優しい気持ちになりますね。続きが楽しみです。

  • へくとぱすかる さん

    最新巻。しかしここで長いインターバル。。。第116話がさりげなく普通に終わっているので、続きが気になるにもかかわらず、まだ読むことはかなわない。アレッタが働き始めて「数年」が経過。店主の姪・早希が登場して、ようやくアレッタとも親しくなろうとしている。早希の発案でアレッタがねこやに泊まって朝に帰るようになり、身辺の安全も確保(今まで深夜に帰っていたわけだ! 赤の女王が加護してくれた理由もそれだったわけ)。こちらの世界の動きもおもしろくなってきて、ホームドラマ化の予感がした。ぜひとも続きが読みたいなぁ。

  • よっち さん

    時に森の中に、時に海岸に、時に廃墟に扉は現れる。扉を開けて中へ入るとそこは不思議な料理屋「洋食のねこや」。オムニバス形式のエピソード集第6弾。店長の姪で新しいバイトの早希も加えて、まかない飯だったりおもてなしに招待したり、意外なところで繋がるお客さんの縁だったり、そこに繋がる出会いによって新たな道が開かれたり、住む場所も種族も違うお客さんたちが、楽しめる場所として描かれているのがいいですよね。物語としては連作短編の形ですけど、カルロスのスパニッシュオムレツに始まり、ジャーキーで終わる構成も良かったですね。

  • 緋莢 さん

    21年10月よりアニメの2期が始まりましたが、まさか、新刊が出るとは!!2年ぶりです。ドワーフの酒を求める男が、ウイスキーのロックとカナッペを堪能したり(でも、扉を使った場所のせいで、店を出た後、ひと悶着あり)、セイレーンの食べるカルパッチョを見たハインリヒ(エビフライ)が、自分もそれを頼んだり、アルフェイド商会帝国支店の次期当主は、砂の国の王太子をもてなす料理を作るよう依頼され、ねこやでエビドリアを食べることになったり…(続く

  • 紫陽花と雨 さん

    アニメ再放送を見ていたのに新刊に全く気が付かず…いや、5巻でてっきり完結したかと思っていました😅久しぶりのせいなのか繰り返しているせいなのか、なんとなくマンネリ化は否めない気もした6巻、オムニバス形式だそうで時系列もあってないそうです。ハンバーガーの3人組が成長して出てきたりするのは微笑ましい。ところで1巻を見るとバンダナを巻いた店主らしき人が挿絵にあり、個人的にはずっとそのイメージで、アニメからコック帽になったと思って違和感があったんですが、表紙になっていたのでこれが正式設定になったのかな…?

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『異世界食堂』にて待望のデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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