昭和天皇物語 10 ビッグコミックス

能條純一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098613502
ISBN 10 : 4098613506
フォーマット
出版社
発売日
2022年05月30日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

青年将校達が暴挙に出る!!

昭和7年5月15日――
「国家改造」を達成するためには君側の奸を撃たなければならない。
若き青年将校達の純粋な想いがその日、
彼らを暴挙へと突き動かしていく!!


【編集担当からのおすすめ情報】
世に言う5・15事件が勃発!!
この青年将校達の暴発は、
此の国の進む道にどういう影響を与えるのか!?
そして舞台はスイス・ジュネーブへーー
国際連盟の場で、日本はどこへ向かう!?

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    昭和7(1932)年5月15日チャップリンが来日する最中、海軍若手将校が首相官邸にて犬養毅首相を襲撃し殺害した(五・一五事件)。海軍元帥東郷平八郎が天皇に報告。厳罰を考慮も世論は将校に同情的であった。陸軍内では小畑と永田の対ソ連・対中国の論争から「皇道派」と「統制派」へ分裂する。元老西園寺公望は斎藤実首相を指名した。1933年2月ジュネーブで全権大使・松岡洋右が国際連盟を脱退する。松岡は帰国後国民の歓迎を受ける。同年12/23天皇に男児が誕生。日本はとうとうポイント・オブ・ノー・リターンを越えてしまった。

  • ぐうぐう さん

    五・一五事件勃発。当時,来日中のチャップリンが狙われていたことは有名だが,本作でもちゃっかりエピソードとして組み込まれ,効果をあげている。ただ,その後のチャップリンの様子が描かれていないのは,ちと寂しい。一切の容赦をせぬ厳しい処分を望む皇太后に対し,多くの嘆願書の存在を明かす内大臣の牧野。元老・西園寺公望は言う。「国を護るより、己を守る。世間の声に迎合しなければ生きてはいけん…そういうことや」とは言え、その世間の声を作ったのは誰か。昭和は少しずつ、しかし確実に昏き時代へと向かう。

  • ふじ さん

    あぁ、犬養が死んで、国際連盟を脱退してしまった…天皇視点で読む戦争は軍部が憎すぎて。ただ、立場上国民の空気に触れる描写が少ないから、そこを調べつつ読んだ方がより理解が深まりそう。

  • くさてる さん

    時代はどんどん辛く、危うい歴史の場面に突入していく。大きな運命の渦に巻き込まれていく昭和天皇の姿を描く、能條先生の描線は、繊細かつ美しく、力強く素晴らしい。だからこそ、この困難な状況でも皇太子誕生の際の、皇后との場面は暖かく救いにもなっている。でも、これからが本当に昭和天皇の生涯のキモとなるので……。先を知っていても本当に気になります。戦後の象徴となったお姿を、能條先生はどのように描写するんのでしょうか。

  • のぶのぶ さん

     中国かソ連か。経済制裁、国際連盟脱退などの言葉を聞くと、今の情勢が思い浮かぶ。何とかしたいし、世界大戦の引き金は引きたくない。犬養毅首相が暗殺され、軍が台頭してくる。天皇自身の思いや考えが通らなくなってくる。抑止力になっていかない。そんな中、親王の御誕生。でも、ひたひたと戦争への足跡が近づいてくる。「空母いぶき」「アルキメデスの大戦」「アンゴルモア」など、似たような話を読んでいくと、ロシアとウクライナの問題が日本にも関わってくる、世界の危機が心配される。考えさせられる。

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