わたくし大画報

和田誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591180273
ISBN 10 : 4591180271
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
254p;19

内容詳細

【糸井重里さん、推薦!】
ひとりの人間のなかに、こんなに大量の「おもしろい」があっても、よいものなのだろうか。

【内容紹介】
自分のことを書くというのは、照れくさいものである。そう思いつつ、ずいぶん書いてしまった――妻・平野レミさんとのエピソードから、はじめての育児、「週刊文春」の表紙イラストや装丁の仕事まで。 谷川俊太郎さんや篠山紀信さん、渥美清さん、向田邦子さんら著名人との驚くべき交友録も盛りだくさん。“めったに自分を語らない”和田誠が自分について書いた貴重なエッセイを復刊。イラスト85点収録。糸井重里氏、推薦!

【本文より抜粋】
自分の行動を書きつけるなんて、小学校以来のことである。かつては日記を書いて行かないと学校で先生に叱られたが、今は締切を守らないと編集者に叱られる。締切に追われて書いたおかげで、そうでなければ忘れてしまう子どもの言動などを記録しておくことはできた。
わが家としては、つまらぬ記録でもないよりあった方がいい。(「あとがき」より)

妻が突然「絵を習うことにした」という。先生の教え方がうまいとみえて、短期間に長足の進歩をとげた。毎月連載で書く文章に自分で挿絵なんか描いている。これが結構さまになっていたりするので、プロである亭主は困ることもあるのだ。「手伝ってるんだろ」と言われるからである。(「描くということ」より)

【目次抜粋】
・猫について
・俳人二十面相
・家庭大料理
・晴れた日・または篠山紀信
・カレーライスについて
・谷川俊太郎の33の質問と清水哲男のスピーチ・バルーン
・描くということ
・出産大報告
・赤ん坊大転落 他

・装幀のこと
・植草さんのお葬式にはアルトサックスとトランペットが鳴り響いた
・三人の恩師と二つの装幀について
・ひとコマ漫画と欧米人の反応について
・情熱のペンギンごはん
・わたくしにとって日本語とは何か
・父親レポート
・翻訳について
・歌仙・私家版日本語文法・窓ぎわのトットちゃん
・悩み多き今日この頃
・戦争の犬たちなど
・向田さん

本書は、1982年に講談社より刊行された『わたくし大画報』を復刊したものです。

【著者紹介】
和田誠 : グラフィックデザイナー、イラストレーター。1959年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社。1968年からフリー。1977年より40年余り『週刊文春』の表紙を担当。1974年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。1989年ブルーリボン賞監督賞、1994年菊池寛賞、1997年毎日デザイン賞、2015年日本漫画家協会賞特別賞ほか、受賞多数。著作は200冊を超える。2019年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ばんだねいっぺい さん

    買うまいと思っていたが、誘惑に屈して読めば、和田さんがそこにいて、とっても楽しい読書となった。その頃の和田さんの年齢に近くなっていて、それが感慨深い。

  • ぶんぶん さん

    【図書館】面白い、イラストレイター・和田誠の日常が判るエッセイ集である。 奥さんの平野レミ氏の天然っぷりも描かれている。 ただし、レミとは一切言っていない。 この本は1982年の復刻版だが、いささかも古びていない。 和田氏の考え方が、普通である事が素晴らしい。 そう言えば、煙草のハイライトのデザインは和田氏で無かったか・・・

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和田誠

グラフィックデザイナー、イラストレーター。1959年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社。1968年からフリー。1977年より40年余り『週刊文春』の表紙を担当。1974年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。1989年ブルーリボン賞監督賞、1994年菊池寛賞、1997年毎日デザイン賞、201

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