ヴィヴァルディ(1678-1741)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

『四季』 ヤンセン(vn)、室内アンサンブル

ヴィヴァルディ(1678-1741)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4756293
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

オランダが生んだ美しき俊英、ジャニーヌ・ヤンセン第2弾!
各パート一人ずつという最小の編成で聴かせる極上の《四季》

2004年6月の2度目の来日公演で素晴らしく充実したチャイコフスキーの協奏曲を聴かせてくれたジャニーヌ・ヤンセン待望の2枚目は、最小の室内アンサンブルで聴かせるヴィヴァルディの《四季》。来日時のインタビューで室内楽の愉しさ、素晴らしさを目を輝かせて語ったヤンセンは、自ら故郷のユトレヒトで室内楽の音楽祭も主宰しています。そんな活動で育まれた室内楽的な親密な空気感に満ちたヴィヴァルディです。アンサンブルはヴァイオリンふたりに、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、キタローネが各ひとりそしてオルガンとハープシコードにひとり……という本当に小さな編成での演奏で、新鋭ヴァイオリニストのジュリアン・ラクリンがヴィオラで参加しています。

ジャニーヌ・ヤンセンは1978年オランダに生まれ、1997年にアムステルダム・コンセルトヘボウにデビューしたのを皮切りに1999年にはカーネギー・ホールにデビュー、2000年ゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場管弦楽団と初共演、同年東京でゲルギエフ率いるロッテルダム・フィルとの共演で日本デビュー。2002年にロンドン・デビューで大絶賛され、直後にデッカ・レーベルと契約を結びました。深くまろやかな音色と、作品の内奥に迫る豊かな音楽性で世界各地の音楽ファンから熱い注目を集めています。

ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》 作品8
協奏曲第1番 ホ長調 RV269《春》
第1楽章: Allegro
第2楽章: Largo
第3楽章: Allegro
協奏曲第2番 ト短調 RV315《夏》
第1楽章: Allegro non molto
第2楽章: Adagio - Presto
第3楽章: Presto
協奏曲第3番 ヘ長調 RV293《秋》
第1楽章: Allegro
第2楽章: Adagio molto
第3楽章: Allegro
協奏曲第4番 へ短調 RV297《冬》
第1楽章: Allegro non molto
第2楽章: Largo
第3楽章: Allegro

ジャニーヌ・ヤンセン(ソロ・ヴァイオリン)
室内アンサンブル:キャンディーダ・トンプソン(ヴァイオリン)、ヘンク・ルービング(ヴァイオリン)、ジュリアン・ラクリン(ヴィオラ)、マールテン・ヤンセン(チェロ)、ステーシー・ワットン(コントラバス)、エリザベス・ケニー(テオルボ)、ヤン・ヤンセン(オルガン&ハープシコード)

録音:2004年5月20-23日 オランダ、アムステルダム〈デジタル録音〉

収録曲   

  • 01. 協奏曲集 《四季》 作品8_協奏曲 第1番 ホ長調 Rv269 《春》: : @.allegro
  • 02. U.largo
  • 03. V.allegro
  • 04. 協奏曲集 《四季》 作品8_協奏曲 第2番 ト短調 Rv315 《夏》: : @.allegro Non Molto
  • 05. U.adagio - Presto
  • 06. V.presto
  • 07. 協奏曲集 《四季》 作品8_協奏曲 第3番 ヘ長調 Rv293 《秋》: : @.allegro
  • 08. U.adagio Molto
  • 09. V.allegro
  • 10. 協奏曲集 《四季》 作品8_協奏曲 第4番 へ短調 Rv297 《冬》: : @.allegro Non Molto
  • 11. U.largo
  • 12. V.allegro

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
9
★
★
★
★
☆
 
4
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
「四季」はクラシック音楽の中でも最もポピ...

投稿日:2024/02/18 (日)

「四季」はクラシック音楽の中でも最もポピュラーな曲一つなので無数の録音があるが、これはその中でも間違いなく個性的なものの一つだろう。個人的にはクレーメル以来の異演である。各パート一人ずつという最小編成の効果はわかりやすく、非常に訴えてくる。他のアルバムもそうだが、この人は美人さんだが結構攻めの演奏スタイルである。このジャケットの写真もだいぶ攻めている。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

0
★
★
★
★
★
ジャケットのみならず、解説書もグラビアア...

投稿日:2014/04/10 (木)

ジャケットのみならず、解説書もグラビアアイドル系の写真に満ち満ちており、「実は演奏に自信がなくて、ジャケ買いの購買層をネラったのではなかろうか?」と危惧されたディスクだった。そしてトラック1が始まったときは、”げぇ〜”と声を上げてしまうほど不快だった。しかしこの演奏、通常の『四季』の演奏とは、まったく趣の違う視点から表現されたものだということが次第にわかってきて、思わず最後まで聴き続けてしまい、最終的には★5つという評価をせざるを得なくなった。このディスクのミソは、やはり室内アンサンブルだということに尽きるだろう。極論を言えば、「音」よりも「音間の『無音』」のほうを多く感じる演奏というべきだろうか。演奏会で聴き入るタイプ演奏ではなく、古(いにしえ)の富裕階級が、現代で言うところのオーディオコンポ代わりに、数人のミュージシャンを雇って、BGM代わりに一日中軽い気持ちで演奏させているような「優雅さ」の漂う演奏なのだ。正直、このディスクで聴けるヤンセン自身のソロは、個人的には好みではない。ただこの聴き慣れた『四季』という曲から、このような世界を創造した(のは多分ヤンセン自身だろう)センスには、やはり敬服してしまった。

司那夫金 さん | 所在地 | 不明

0
★
★
★
★
★
四季という曲は、演奏者の個性を楽しむのに...

投稿日:2013/03/23 (土)

四季という曲は、演奏者の個性を楽しむのに向いていますね。このディスクも独自の世界を拓いています。強弱のメリハリが大きいことと、弱の表現にとても思い入れがあることが特色の素晴らしい演奏です。

いなまる さん | 埼玉県 | 不明

0

ヴィヴァルディ(1678-1741)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品