シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

交響曲第8番『未完成』、ヴァイオリンと管弦楽のための作品集 ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、A.ヤンケ

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697953352
組み枚数
:
1
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シューベルト:『未完成』&ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団


2013年春まで2年がかりでジンマンが手がける「シューベルト:交響曲全集」(全CD5枚)。ジンマンにとってシューベルトは、ヴァイオリニストだったころから愛してやまない作曲家。「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」はジンマンが最初のソロ・リサイタルで取り上げた作品であり、『未完成』交響曲は生涯最初に買ったオーケストラ・スコアだったほどで、今回のレコーディング・プロジェクトは、ジンマンにとって待ち望んだ夢の実現でもあります。
 今作は、クラシック音楽の中でも一、二を争うポピュラリティを持つ『未完成』交響曲を収録。カップリングは、シューベルトがヴァイオリンとオーケストラのために書いた佳曲3曲。ピリオド演奏のスタイルを消化しつくしたジンマンとチューリヒ・トーンハレならではの緻密な音作りで、ロマン派の深淵を覗かせる『未完成』と、初期ロマン派の可憐なヴァイオリン作品集の魅力を際立たせています。
 ジンマンは1936年、ニューヨーク生まれ。指揮をモントゥーに師事。オランダ室内管、ロッテルダム・フィル、ボルティモア響を経て、1995年からチューリヒ・トーンハレ管首席指揮者。ヴァイオリン独奏のヤンケは、1983年、ドイツ人の父と日本人の母との間に生まれ、現トーンハレ管第1コンサートマスター。(SONY)

【収録情報】
フランツ・シューベルト
1. 交響曲第7(8)番ロ短調 D.759『未完成』
2. ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド イ長調 D.438
3. ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲ニ長調 D.345
4. ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ ロ長調 D.580

 アンドレアス・ヤンケ(ヴァイオリン:2-4)
 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 デイヴィッド・ジンマン(指揮)

 録音時期:2011年5月
 録音場所:チューリヒ、トーンハレ
 録音方式:デジタル(セッション)

総合評価

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最速の未完成。そして木管のこぶしが面白か...

投稿日:2014/04/13 (日)

最速の未完成。そして木管のこぶしが面白かった。音質は良いです。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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ジンマンと言えば私などは1990年代初めにリ...

投稿日:2013/06/21 (金)

ジンマンと言えば私などは1990年代初めにリリースされたグレッキー「悲しみのシンフォニー」の印象がしばらく続いていましたが、同年代後半から本格的交響曲集の収録に着手し始めこれまでベートーヴェン、シューマン、マーラー、ブラームスと進んで直近では2011〜本年2013年にはシューベルトの交響曲というわけでこれらの演奏記録が正直飛び抜けて評価の高いものとはなってないことは不本意な処でありましょう。若い々と思っていた彼ももう70歳代半ば、シューベルト交響曲集を手がける年齢としては例えばベーム、カラヤン等と比しても決して時期尚早というわけではありません。本盤はそのシューベルト交響曲集の一環で2011年ジンマン75歳の時に収録したシューベルト交響曲の超代表曲第7(8)番「未完成」(タイム@11’37A9’15)で他のレビューにもあります様に元々シューベルトには特に想いの強いジンマンが従来のピリオド奏法を駆使しテンポ速目に衝撃的な演奏を繰り広げております。第1楽章スタートの低音弦を強調して管を不気味に入りこませ・・・聴き始めて只者の演奏ではないとショックを受けました。切り込み鋭く反復してピークへ持って行く不安の煽り方、そして効果的にスピードアップを噛ましてもたれない〆・・・確かにCDのオビにある「これまで聴いたことがない、凄絶な「未完成」交響曲」となっております。第2楽章は出だし割とトントンとした調子で速く進みます。管の歌わせ方に修飾的な遊びがあり面白いですが第1楽章よりピーク付近はマイルドに感じました。しかし油断していると全奏・強奏では必ず何かの仕掛けがありクロージングへは穏やかに段々と下って行きます。全体としてやはり「未完成」交響曲の美しいロマン性を払拭させる随所での綿密な諸仕掛けは一度聴くことをお奨めします。チューリヒ・トーンハレOコンサートマスターのヤンケ(収録時28歳)がVを受け持つ「ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド」(タイム14’38)、「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲」(同10’09)、「ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ」 (同5’57)は何れも私は曲として初耳に近いのですが、カップリング先発の未完成交響曲の衝撃的な雰囲気とは全く別世界の穏やかな展開がこのCD曲構成に硬軟というか明暗効果をもたらせてはおります。まぁ、ヤンケの存在確認トラックでもあるのかなとも思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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期待の「未完成」は面白いには面白いが多少...

投稿日:2012/02/05 (日)

期待の「未完成」は面白いには面白いが多少不満もある。面白いところといえば、テンポの速さ(一楽章)と木管楽器に施された装飾音符。ここら辺はジンマンの面目躍如、楽しく聴くことができた。一方不満は強奏した時の音の響き。何故か古臭い厚ぼったい音に聴こえるのだ。ジンマンの演奏は鮮烈な響きを以てこそと思っているので、そこがいささかもったいない気がした。 ただし、このCD「未完成」だけが聴きものではない。ヴァイオリンと管弦楽のための作品が3曲。これが実に生き生きとしていて素晴らしい出来である。特に「ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ ロ長調 D.580メロディーが楽しく親しみやすい曲。チューリヒ・トーンハレのソロコンサートマスター、A.ヤンケの演奏も素晴らしい。これだけでも価値があるのでは? お勧めです。

ちょくさん さん | 東京都 | 不明

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