ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番 庄司紗矢香、リス&ウラル・フィル

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MIR166
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

庄司紗矢香がショスタコーヴィチの協奏曲に挑戦。
期待以上のすさまじさで、早くも今年前半最大の話題集中

日本語解説書付き

これは衝撃の強力盤の登場です。庄司紗矢香がショスタコーヴィチの協奏曲に挑戦しました。これまで彼女は日本のオーケストラと1番を何度か演奏し、高い評価を受けています。まさに古今のどの協奏曲よりも庄司向きの作品と言えるので、冷淡でいられる人はいないと申せましょう。
 ヴァイオリン協奏曲第1番は第2次世界大戦直後、まさにスターリンの恐怖政治下に書かれ、全体に神経質な緊張感と苦悩に満ちた大作。まず驚かされるのが庄司の凄まじいまでの気迫。カデンツァでの圧倒的な集中力、終楽章でのエネルギーまで息つく暇もないほどひきこまれます。ショスタコーヴィチの音楽の深さ、怖さを思い知らされます。
 第1番の約20年後に作られた第2番は、1番に比べると演奏される頻度が多くありませんが、庄司の演奏が1番に勝るとも劣らぬほど凄く、作品の素晴らしさを再認識させてくれます。
 オーケストラはドミトリー・リス指揮ウラル・フィル。古き良きロシア的爆演と大きな音楽作りで、庄司の真剣勝負を真っ向から受け入れた好サポート。この緊張感の凄さはなかなか味わえません。
 日本語解説書付、ジャケット写真は篠山紀信の撮影。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77
● ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129

 庄司紗矢香(ヴァイオリン)
 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
 ドミトリー・リス(指揮)

 録音時期:2011年8月
 録音場所:ロシア、エカテリンブルク・フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(セッション)

 ジャケット写真:篠山紀信
 日本語解説書付き

総合評価

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 憑りつかれたようにショスタコーヴィチの...

投稿日:2017/08/22 (火)

 憑りつかれたようにショスタコーヴィチの世界に飛び込んでいる。力任せでは良さが出ないし、かといってモタモタしていると魅力が逃げてしまう。知情意&美音のバランスが非常に取れていると思う。もう少し注目されてもいいディスクなのに限定盤で今はなかなか入手できないとは。バッハ&レーガーの作品から彼女の演奏に注目し始めた自分だが、このディスクも長く聴き続けられる一枚になります。ただし、気軽に度々聴ける代物ではない。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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庄司さんらしさが出ている秀逸な演奏だと思...

投稿日:2012/02/19 (日)

庄司さんらしさが出ている秀逸な演奏だと思います。バックもしっかり盛り上げていていい。

s.k. さん | 東京都 | 不明

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Youtubeに掲げられた庄司さん19歳時のシ...

投稿日:2012/02/15 (水)

Youtubeに掲げられた庄司さん19歳時のショスタコーヴィチ第1番は、私にとって、幾度聴き直しても魂を揺さぶられる稀有の演奏です。初めて接した時の衝撃は、今も忘れることができません。手持ちの全レコード・CDを含めて、ただ一つを選び出すとすれば、躊躇なくあの演奏を挙げるでしょう。そうした立場からすると、今回のCDでは、オーケストラが些かぬるくて全体の緊張感をそいでいるように思います。また、他の方も指摘しておられますが、楽器自体の響きがややふくよかさに欠け、折角の並々ならぬ演奏の効果を曇らせている部分もあるようです。これは、昨年11月のコンサートでも感じた点です。あるいは、庄司さん好みの音質なのかもしれませんが、もう少し響きの豊かな楽器もどこかが貸与して、この求道的な演奏家の大成を支えて欲しいものです。

初老の越後人 さん | 新潟県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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