ヴィヴァルディ・エディションから6枚組お買得ボックスの登場!
声楽作品集ボックス
ヴィヴァルディのアリア集6枚セット。ルミューを中心とした盤(V5212)も初登場でボックスに組み込まれています。(キングインターナショナル)
参考までにそれぞれのディスクの元のジャケット画像を表示しておきます。
【収録情報】
Disc1 (OP30411:廃盤)
ヴィヴァルディ:オペラ・アリア、重唱集
・ 『カンダーチェ』
・『シルヴィア』
・『試練の中の真実』
・『ティート・マンリオ』
・『ティエテベルガ』
・『メデアとジャゾーネ』
・『春風がささやき』
からのアリア、重唱、他
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
アン・ハレンベリ(メゾ・ソプラノ)
ポール・アグニュー(テノール)
ギルメット・ロランス(メゾ・ソプラノ)
モード・アンティクオ
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)
録音時期:2005年1月
Disc2 (OP30415)
ヴィヴァルディ:バスのためのアリア集
ヴィヴァルディ・エディションで、協奏曲と並ぶ華がオペラのシリーズ。このCDは、バスのためのアリア集です。これが単なるアリア集ではなくて、内容が非常に凝っています。というのも、「ティート・マンリオ」、「オリンピアーデ」、「ファルナーチェ」以外は、全て部分的にしか楽譜が残っていないものばかりで、つまり復活の可能性が低いものだからです。そうした作品でも、アリアが素晴らしいのはもちろん!歌うはロレンツォ・レガッツォ、日本でもロッシーニのバス役を歌って人気の高い人。美しく朗々とした声と、鮮やかな装飾歌唱では当代ピカイチ。あらゆるタイプのアリアも、いずれも非の打ち所のない歌唱を聞かせてくれます。そして今やもっともヴィヴァルディで信頼の置ける、アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノがバック。完璧です!
ヴィヴァルディ:バスのためのアリア集
・『エジプトの戦場のアルミーダ』 RV.699-A
・『ティート・マンリオ』 RV.738-A
・『怒りのオルランド』 RV.Anh84
・『セミラーミデ』 RV.733
・『ファルナーチェ』 RV.711-D
・『シルヴィア』 RV.734
・『アデライーデ』 RV.695
・『オリンピアーデ』 RV.725
からのアリア、序曲
・弦楽のための協奏曲ロ長調 RV.162
ロレンツォ・レガッツォ(バス)
コンチェルト・イタリアーノ
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
録音時期:2005年5月
Disc3 (OP30416)
モテット『正しい怒りの激しさに』 他
『ティート・マンリオ』で大絶賛された、オッターヴィオ・ダントーネとアカデミア・ビザンチーナ、ヴィヴァルディ・エディションの新譜です。しかもいま古楽界でもっとも人気の高いソプラノの一人、サンドリーヌ・ピオも参加!ヴィヴァルディのモテットの中でも人気が高い『正しい怒りの激しさに』と、技巧的にも高度な『主の僕たちよ、主を讃えよ(ラウダーテ・プエリ)』を収録、どちらも胸がスカッ!!!!!とする出来ばえです。ピオ、透明な声と高度な装飾テクニックはもちろんですが、メカニカル臭さが微塵もなく、思わずうっとりと微笑んでしまうような愛らしさに満ちています。もちろん、ここ数年進境著しいダントーネの音楽も抜群。お勧めです!
ヴィヴァルディ:
・モテット『正しい怒りの激しさに』 RV.626
・シンフォニア ロ短調『聖なる墓にて』 RV.169
・詩篇『主の僕たちよ、主を讃えよ』 RV.601
・ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲ニ短調 RV.541
・ヴァイオリン協奏曲ヘ長調『聖ロレンツォの祝日のために』 RV.286
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
アカデミア・ビザンチーナ
オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)
録音時期:2005年7月
Disc4 (OP30443)
ヴィヴァルディ:発見されたアリア
珍しいのは『スカンデルベグ』。オペラは失われ、収録されている2つのアリアが現存するのみです。『怒れるオルランド』、『テウッツォーネ』、『試練の中の真実』からのアリアも、全曲CDに収録されたものとは異なった版を使用するというこだわりぶり。
歌うはソーニャ・プリーナ。1975年生まれのイタリアのアルトで、バロックを中心に活躍しています。ヴィヴァルディ・エディションには、アレッサンドリーニ指揮の『オリンピアーデ』(OP30316)、同じく『セーヌ川の祝典』(OP30339)、デ・マルキ指揮の『狂人を装ったオルランド』(OP30392)に出演する常連で、さらにサヴァール指揮の『ファルナーチェ』(AV9822)にも出演するなど、ヴィヴァルディのアルト歌手として絶大な信頼を置かれています。気品と情熱を兼ね備えた彼女の歌は、このアリア集に収録されたヴィヴィアルディの多種多様なアリアの魅力を存分に引き出しています。しかも伴奏がなんとダントーネとアッカデミア・ビザンティナ。ステーファノ・モンタナーリのソロによる協奏曲も聴きものです。
ヴィヴァルディ:発見されたアリア
・『試練の中の真実』
・『スカンデルベグ』
・『テウッツォーネ』
・『ティート・マンリオ』
・『怒れるオルランド』
からのアリア
・弦楽のための協奏曲ヘ長調 RV.136
・ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV.369
ソーニャ・プリーナ(アルト)
ステーファノ・モンタナーリ(ヴァイオリン)
アカデミア・ビザンティナ
オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)
録音時期:2007年6月
Disc5 (OP30504)
ヴィヴァルディ:テノールのためのアリア集
トピ・レーティプーは、オーストラリア生まれのフィンランド人テノール。モーツァルト・テノールとして高い評価を得ていて、グラインドボーン音楽祭やザルツブルク音楽祭で歌った『コジ・ファン・トゥッテ』のフェランドは大きな話題となりました。柔らかい声と端正な歌い口が持ち味のレーティプーは、バロック音楽でもたいへんに活躍しており、naiveのヴィヴァルディ・エディションでは既に『忠実なニンファ』に起用されています。今回はCD1枚たっぷりとレーティプーのヴィヴァルディが楽しめます。
伴奏は、スイスが誇るバロック団体、ディエゴ・ファソリスが率いるイ・バロッキスティ。スイスでも最もイタリア寄りのルガーノということで、知性的な堅実さとノリの良さを兼ね備えた素晴らしいヴィヴァルディを聴かせてくれます。
ヴィヴァルディ:テノールのためのアリア集
・『ティート・マンリオ』
・『アルジルダ』
・『勝利した貞節』
・『ティグラーネ』
・『ダリオの戴冠』
・『試練の中の真実』
・『テンペのドリッラ』
・『ファルナーチェ』
・『バヤゼット』
からのアリア(全18曲)
・協奏曲 RV.110
トピ・レーティプー(テノール)
イ・バロッキスティ
ディエゴ・ファソリス(指揮)
録音時期:2010年4月、5月
Disc6 (V5212:初出)
アリア集
・『オルランド・フリオーゾ』
・『グリゼルダ』
・『忠実なニンファ』
からのアリア
・クレド RV.591より
・スターバト・マーテルより
マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト)
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテノール)
トビ・レーティプー(テノール)、他
アンサンブル・マテウス
クリストフ・スピノージ(指揮)