CD 輸入盤

平均律クラヴィーア曲集第1巻 クリストフ・ルセ(チェンバロ)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AP120
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
クリストフ・ルセ(チェンバロ)


 名手ひしめく歴史的鍵盤楽器奏者の中で、その実力と注目度の高さにおいて、筆頭格に挙げられるのが、クリストフ・ルセです。グスタフ・レオンハルトやボブ・ファン・アスペレンら“第一世代”の名チェンバリストの薫陶を受け、1983年にブリュージュ国際コンクールで優勝。1991年にはアンサンブル「レ・タラン・リリク」を結成し、埋もれたバロック・オペラの発掘演奏活動にも力を注いでいます。しかし、そんなルセの真骨頂といえば、やはりチェンバロ演奏と言えるでしょう。

 2013年に録音された平均律第2巻に続き、ついに第1巻が発売されます。平均律クラヴィーア曲集の第1巻はバッハがケーテン宮廷の楽長を務めていた後期にまとめられました。24の前奏曲のうち、11曲の初期稿は長男ヴィルヘルム・フリーデマンのために書いたクラヴィーア小曲集に、また完成の年には、妻アンナ・マグダレーナのための音楽帖への曲の書き入れも始まっており、この曲集は、バッハ家の教育のための作品を発展させた存在でした。

 ルセは、「第2巻は『フーガの技法』のように複雑な和声進行や構造の複雑さを要した高い芸術性を掲げた作品で、第1巻は教育用としての側面が強いですが、決してトレーニングだけのためではなく、そこに芸術性も兼ね備えた画期的な作品である」としています。さらに「多くのバッハ作品の中でもこれほど親しまれ、演奏され、深く研究されたものはない」と。その上でルセは今回の録音にあたって、これまでの学術的研究を一旦横に置き、あえて新しい解釈を入れようとはせず、高い集中力で研ぎ澄まされた音を繰り出していき、どの曲も奥行きのある音楽に仕上げ、聴く者に新たな発見を提示します。

 楽器は第2巻同様にヴェルサイユ宮殿所蔵のルッカース・オリジナルを使用しています。(輸入元情報)

【収録情報】
●J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
 クリストフ・ルセ(チェンバロ:ルッカース1624年)
 録音時期:2015年4月20-22日
 録音場所:ヴェルサイユ宮殿、王太子の居室

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Prelude No. 1 in C Major, BWV846
  • 02. Fugue No. 1 in C Major, BWV846
  • 03. Prelude No. 2 in C minor, BWV847
  • 04. Fugue No. 2 in C minor, BWV847
  • 05. Prelude No. 3 in C-Sharp Major, BWV848
  • 06. Fugue No. 3 in C-Sharp Major, BWV848
  • 07. Prelude No. 4 in C-Sharp minor, BWV849
  • 08. Fugue No. 4 in C-Sharp minor, BWV849
  • 09. Prelude No. 5 in D Major, BWV850
  • 10. Fugue No. 5 in D Major, BWV850
  • 11. Prelude No. 6 in D minor, BWV851
  • 12. Fugue No. 6 in D minor, BWV851
  • 13. Prelude No. 7 in E-Flat Major, BWV852
  • 14. Fugue No. 7 in E-Flat Major, BWV852
  • 15. Prelude No. 8 in E-Flat minor, BWV853
  • 16. Fugue No. 8 in E-Flat minor, BWV853
  • 17. Prelude No. 9 in E Major, BWV854
  • 18. Fugue No. 9 in E Major, BWV854
  • 19. Prelude No. 10 in E minor, BWV855
  • 20. Fugue No. 10 in E minor, BWV855
  • 21. Prelude No. 11 in F Major, BWV856
  • 22. Fugue No. 11 in F Major, BWV856
  • 23. Prelude No. 12 in F minor, BWV857
  • 24. Fugue No. 12 in F minor, BWV857

ディスク   2

  • 01. Prelude No. 13 in F-Sharp Major, BWV858
  • 02. Fugue No. 13 in F-Sharp Major, BWV858
  • 03. Prelude No. 14 in F-Sharp minor, BWV859
  • 04. Fugue No. 14 in F-Sharp minor, BWV859
  • 05. Prelude No. 15 in G Major, BWV860
  • 06. Fugue No. 15 in G Major, BWV860
  • 07. Prelude No. 16 in G minor, BWV861
  • 08. Fugue No. 16 in G minor, BWV861
  • 09. Prelude No. 17 in A-Flat Major, BWV862
  • 10. Fugue No. 17 in A-Flat Major, BWV862
  • 11. Prelude No. 18 in G-Sharp minor, BWV863
  • 12. Fugue No. 18 in G-Sharp minor, BWV863
  • 13. Prelude No. 19 in a Major, BWV864
  • 14. Fugue No. 19 in a Major, BWV864
  • 15. Prelude No. 20 in a Minor, BWV865
  • 16. Fugue No. 20 in a Minor, BWV865
  • 17. Prelude No. 21 in B-Flat Major, BWV866
  • 18. Fugue No. 21 in B-Flat Major, BWV866
  • 19. Prelude No. 22 in B-Flat minor, BWV867
  • 20. Fugue No. 22 in B-Flat minor, BWV867
  • 21. Prelude No. 23 in B Major, BWV868
  • 22. Fugue No. 23 in B Major, BWV868
  • 23. Prelude No. 24 in B minor, BWV869
  • 24. Fugue No. 24 in B minor, BWV869

ユーザーレビュー

総合評価

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この演奏は、ルセが当代第一のバッハ演奏家...

投稿日:2016/12/30 (金)

この演奏は、ルセが当代第一のバッハ演奏家であることの何よりの証明です。 レオンハルト以来の素晴らしい名演だと確信します。 装飾音を多用したレオンハルト盤に対して、装飾音などは使わなくともバッハは演奏できる。いや、少なくとも、平均律に関しては、装飾音は多用すべきではない。という主張がみられます。 全曲を一気に聴かせる、たぐい稀な、変化に富んだ美しい演奏です。 金額的には安くありませんが、是非、聴いてみてください。バッハ好きを唸らせる演奏です。

ばんどうくじら さん | 福岡県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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