女に生まれてモヤってる! 本当は「自分らしく」いたいだけなのに

ジェーン・スー / 中野信子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093887076
ISBN 10 : 4093887071
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
252p;19

内容詳細

女の損は見えづらい

 生き方が多様化し、女性としてのライフスタイルに「正解」や「ゴール」がない今、私たちはどのような道を選択すれば、心地よく生きられるのか。コラムニストのジェーン・スー氏と脳科学者の中野信子氏が、これからの女性の生き方を対談形式で語り合います。

【一章】「女らしさ」は誰のため?
  −「女らしさ」とは自己決定権を手放すこと 
  −メイクや服は女ウケを狙ったほうがコスパがいい 他
【二章】敵と味方とルールを再検証する
  −「女同士はわかり合える」という一枚岩幻想
  −新自由主義の流れでカオス社会が爆誕    他
【三章】恋愛と結婚、私たちの戦略
  −自分よりも能力が高い人を好きになるという通過儀礼 
  −パートナーはまっとうに生きるための漬物石 他 
【四章】なぜ女は自信を持ちづらいのか? 
  −男は女よりも自信を持ちやすい 
  −依存相手は都合のいいスクリーン   他
【五章】いつか結婚も出産もレジャーになる
    −妊娠・出産をアウトソーシングする未来 
    −私たちが本当に後世に残したほうがいいもの 他
【六章】ジャストフィットな生き方は自分で決める
     −男社会で設定されたゴールがすべてじゃない
     −今の選択が正しかったと思えるように   他


【著者紹介】
ジェーン・スー : 1973年、東京生まれの日本人。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』のMCを務める。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎文庫)で第31回講談社エッセイ賞を受賞

中野信子 : 1975年、東京都生まれ。脳科学者。医学博士。横浜市立大学客員准教授。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンで研究員として勤務後、脳科学についての研究と執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mukimi さん

    従来の女らしさ(家庭的で従順でしおらしい)の概念と、女性にも自分らしい活躍を!という概念は互いに拮抗しており、どちらかを追求した人は欠落感を、そのどちらも追求する人は中途半端な歯切れの悪さを抱えるから、そもそも両立しようと努力することがナンセンスという考え方に納得の嵐。私はどちらも追求しようとして苦しんでいたのか…‼︎とここ10年くらいのもやもやが明確になった。そしてパートナーは「自分が真人間であるための漬物石」という流れで2人が共鳴しまくっていたけれどそれは私も実によく理解できた。

  • どんぐり さん

    脳科学者の中野信子とコラムニストのジェーン・スーによる「女だから」「女らしい」という社会の呪縛と女の生き方をめぐる対談。「美人は価値が高くブスは価値が低い」という社会のものさしに振り回されたり、「女らしくてかわいい」という刷り込みから好きな男の前でわざと愚かに振る舞ったり、「私の実力ではなく、運がよかっただけ」と思い込んでしまうインポスター症候群など、いろいろな事象を面白く語っている。「刷り込まれた女からあるべき本当の自分」へ、「私たち女は花ではない、自分らしく生きよ」となかなか熱い二人の話である。

  • あっか さん

    タイトルから感じられる軽さより遥かに奥深い対談!このテーマでこの分量語れる深さがあるのがお二方とも凄い。頭が良いって大変…なんて思ってしまう凡人的思考。そんな感じなので女に生まれて損してる!と感じたことはないんだよな。そっちがそうならこっちは良いとこどりして何とかしちゃうんで〜♪ってやってきたからか…社会進化的には貢献していないかもしれないけど個人としては幸せ。脳外科の話のトリックはわたしも分からずまんまと嵌り、無意識的にこんなにバイアスがかかってるんだ…!と愕然とした。とにかく40代が楽しみ。ホルモン!

  • とよぽん さん

    2019年7月初版、サブタイトル「本当は『自分らしく』いたいだけなのに」が切実だ。ジェーン・スーさんと中野信子さんのそれぞれの体験や見聞による対談で、とても刺激的な内容だった。お二人とも壮絶な闘いを生き抜いてこられたのだが、社会が要求する「女性としての在りよう」がモヤモヤの根源にある。中野さんが言っていた、自分が選んだ答えを「正解」にできるような生き方、を私もしたいと思った。

  • 江藤 はるは さん

    誰かの為に生きてゆけない 自分を許せる強さを

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