カモメになったペンギン

ジョンp・コッター

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478000342
ISBN 10 : 4478000344
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
追加情報
:
19cm,101p

内容詳細

自分たちが暮らしている氷山が溶けてしまう。この未曾有の危機を、ペンギンたちはいかに受け止め、乗り越えたのか。ペンギンたちの物語を通して、あらゆる人に役立つ、変革を成功させるためのプロセスを伝える。

【著者紹介】
ジョン・P・コッター : ハーバード・ビジネススクールの松下幸之助寄付講座リーダーシップ教授。マサチューセッツ州ケンブリッジに設立されたコッター・アソシエイツの創設者、会長。マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学卒業。1972年からハーバード・ビジネススクールで教鞭を取る。81年には34歳の若さで正教授に就くとともに終身教職権取得。これはハーバードの歴史のなかでも最年少記録である。現在はハーバード大学のみならず、世界中でセミナーや講演活動を展開中。現在マサチューセッツ州ケンブリッジに暮らしている

ホルガー・ラスゲバー : 医療テクノロジー企業の世界的リーダーであるベクトン・ディッキンソンに勤務するモダン・グローバル・マネジャー。ドイツのフランクフルト出身。社会人としての最初の数年間はアジアで過ごした。2004年からはニューヨーク州ホワイトプレーンズに暮らしている

藤原和博 : 杉並区立和田中学校校長。東京大学経済学部卒業後、リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。1993年からロンドン大学ビジネススクール客員研究員。96年より「フェロー」制度を人事部とともに創出し、自らその第一号となる。2003年都内では初めてとなる義務教育の民間人校長として現職に就任。同校に〔よのなか〕科や学校支援のためのボランティア組織「地域本部」を創設するなど、さまざまな教育改革の取り組みにより、文部科学大臣賞などを数多く受賞

野村辰寿 : アニメーション作家。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。現在、株式会社ロボットアニメーションスタジオケージ所属。さまざまな分野のアニメーションやキャラクターデザインを手がけ、絵本、イラストレーションでも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    変化への適応を組織、ヒト、そしてプロセスの観点で振り返る。概念を噛み砕いてくれる助っ人が、ペンギンたち。意識、見える化、そして土壌形成を踏まえQuick Winから新たな文化として根付かせる過程。如何に個性を活かすかと、如何に”異”を踏まえて前進させるかが転機。論理性を基礎として、感受性に訴えることができるかが問われる。小手先の手法で終わらせないためには、心底の信念と人間性は必須。あまりハイライトされていない気がするが、党首の引き際もお見事。文字通り、立つ鳥跡を濁さず!

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    かわいい表紙ですが、寓話形式で書かれたビジネス書。ハーバードビジネススクールの教授による『企業変革力』『ジョン・コッターの企業変革ノート』に続く三作目。前二作が組織のトップに向けて「感情より理性に語りかけた」のに対し、本作は、中間層に情緒的に伝える内容になっています。自分達のコロニーがある氷山が溶け始めているのに気づいたペンギンが、変革チームを組織し、戦略を立て、行動習慣を見直して新しいライフスタイルを構築するというストーリーを通じて、著者の提唱する【8段階の変革プロセス】を学べるように構成されています。

  • けんとまん1007 さん

    行動変容。個人としても、組織としても。いろいろな場に当てはまる。最初の5人(限定はしないが)のチームの重要性が、一番、印象に残る。役割分担によるチーム力の相乗効果。もし、自分はそのチームのメンバーだとすると、誰になる(何を担う)のかな・・・。

  • 森林・米・畑 さん

    4番バッターやエースみたいな人間ばかりの組織が強いかといえばそうではない。色々な適正の人がそれぞれの長所を生かして結束する。ペンギンの物語を通じて教えてくれる。一人では出来ないが、チームでは出来る。それぞれの役割りをうまく生かして組織を変革し、問題を乗り越える。この本は何度も読み込む事が肝要だ。

  • おせきはん さん

    ペンギンの物語を通じてコッター教授が提唱する8段階の変革プロセスを学べます。自身が組織でどのような役割を担うことができるか、足を引っ張る存在になっていないか、現在、職場で起きていることに当てはめながら読むことで、理解を深めることができました。

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