小貫信昭

本 Mr.Children 道標の歌

Mr.Children 道標の歌

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    エンリケ後悔王子  |  東京都  |  不明  |  2021年04月11日

    当事者の声をその時々のリアルタイムで訊いてきた著者だからこそ、ここまで精緻に本として作り上げることが出来たのだろう。ファンブックやまとめサイトにありがちな自己投影をせずに、クロニクルとして、まさに「読むベストアルバム」として機能する一冊。30年も活動し数え切れない名作を産み落としてきたからこそ、人それぞれフェイバリットは違って当たり前だが、この本を読んだ後にアルバムを聴くとまた感じ方も変わってくる。録音背景と時代背景を改めてトレースできる点からも資料的価値が高い。常々思うが当時の「出せばミリオン」の音楽バブル全盛期に彼らが決めた「大ヒットしたTomorrow never knowsやシーソーゲーム等を深海に入れない」という矜持溢れる選択を、自分がレコード会社の重役だったら到底受け入れられなかっただろう。J-popのフォーマットを失わずにJ-pop界に遺した、あまりにも大きい功績である。

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    だーいし  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月19日

    概要欄にもまさに“読む”ベスト・アルバム。本棚よりCDラックに収納して、音源や歌詞カードなどと合わせて楽しみたい本。 『深海』が大好きなのだけど、この本には深海が生まれる時のエピソードやレビュー的なものが筆圧高く綴られてますます『深海』が好きになった。もちろん他の楽曲も。 自分が知る時には既にモンスターバンドだったミスチルが、まだヨチヨチ歩きをしていた頃のエピソードはノンフィクションでありながらも、なんだか出来の良い小説を読んでるようで不思議な感覚になる。誰もが一度は子どもだった、という当たり前のことを思った。 そしてモンスターバンドの座に胡座を掻くのではなく、最新作『SOUNDTRAKS』でも歩み続けているのが本当に凄い。このバンドの好奇心や探究心に少し畏怖すら感じる。 読む→聴く、または聴く→読むの幸福な循環が止まらなくなってしまう。

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