イタリア協奏曲ヘ長調/半音階的幻想曲とフーガ/ゴルトベルク変奏曲( ランドフスカ
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おっさん | 神奈川県 | 不明 | 2011年09月19日
現代チェンバロ演奏の開祖であるランドフスカの演奏には、歴史的価値を越えたものがある。彼女は単にチェンバロ演奏を復活させただけでなく、ランドフスカ流とでも言うべきチェンバロ独自の響きを創り出した点でも後世に影響を与えた。しかし、いま聴きなおしてみると、さすがに時代を感じる。若い世代が聴いたときにも意味を見出せるか、やや疑問を感ずる。それにしても、この時代にはカザルス、セゴヴィアなど、その楽器の存在意義を変える奏者が次々に現れていることに驚かされる。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古楽器奏者 | 東京都 | 不明 | 2010年08月12日
まだ実験段階にすぎない時代のチェンバロなので、はがねを弾くようなきつめの音には抵抗を感じるが、流石基本がしっかりしているだけあって、高齢になっても全然崩れない。しかもこの時代であればほとんど一発録音であろう。繰り返しも独特で、チェンバロを弾く人、学ぶ人は当然だが、愛聴する人にも聞いてもらいたい歴史的録音の1枚と言える。平均律をはじめ、入手可能なものもまだあるので、他の名演も聞いてもらいたい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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