Cello Concerto: Queyras(Vc)Belohlavek +piano Trio, 4, : I.faust Melnikov
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 17/February/2016
ドゥムキーがこれまたいい曲で、演奏。ドヴォルザークがアメリカに渡る前に書かれた曲だそうですが、ウクライナの歌謡や、東欧の民謡を題材に千変万化、スピード、リズムに詩情、寂寥感、掛け合い、緩急の激しい、ユニークな楽曲です。面白かった。フィリップ・グラスみたいな感もした。流石ドヴォルザーク。昔、ラフマニノフのピアノ協奏曲を弾いた後、つまらなさそうにCD販売ブースにいたメルニコフ(それでいいと私は思った)、求道者ファウスト、余裕のフランス人チェリスト、ケラス。多くの共演で、お互い尊重し、引き立て合ってのもちろん、見事な演奏。緊張感に、ウィット、楽しんでいる、と、思ったらマジなメロディを朗々と弾く。その色がそれぞれ、やっぱり違う。楽器、国は違えど、だからこその凄んごいトリオ。ファウストは、ショスタコーヴィッチでのソナタで、怖ろしい音、出してたし。0 people agree with this review
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 03/May/2014
まずは、イルジー・ビエロフラーヴェクの指揮と、プラハ・フィルハーモニアが素晴らしい。個性の主張が濃いわけではないのに、必要十分な内容が内在されており、非の付け所がない。問題?はケラスの技術が必要以上に上手すぎ!ということだろうか。例えるなら、「外国から片田舎にやって来た、超テクニシャンな大道芸人」というような感じで、ドヴォルザークの味である「ノスタルジー」とか「カントリースタイル」などとは、ちょっと魅力が別次元な気がする。聴こえてくるチェロの音そのものも、弱音が異様に繊細で、聴いていて神経が鋭敏になってしまったり、重心の低い土臭さが不足している。こういう演奏が好みのリスナー諸氏には、もしかして理想的とも言えるのかもしれないが、田舎っぺスタイルとかノスタルジックな味にこだわる僕としては、まずは他のCDを聴きたくなる。0 people agree with this review
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慎みましょう | 東京都 | 不明 | 31/October/2009
久し振りにチェロ協奏曲を聞きたくなり、たまたま新譜で置いてあったこれを購入。大当たりです。ケラスと言う素晴らしい演奏者に出会えて感激。また、こちらも久し振りに聞くプラハ・フィルが素晴らしい。言葉での多くの称賛はいらない!ずっと聞きたくなる名演奏。我が家の愛聴番となりました。4 people agree with this review
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Edgar | 東京都 | 不明 | 18/December/2005
私個人の聴き所は、第1楽章終盤の嘆き節(勝手にそう呼んでいる)だが、ここにおけるケラスの演奏はフルニエに匹敵するほど素晴らしい!! バックを務めるビエロフラーヴェク/プラハフィルの伴奏も、民族色を抑え、洗練されたアプローチでケラスを盛り立てており好ましい。 併録の『ドゥムキー』では、ファウストが最高である!! 彼女の優れた音色で聴くヴァイオリンパートには思わずうっとりとしてしまう。2 people agree with this review
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