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Brahms (1833-1897)

CD Complete Symphonies : Kubelik / Bavarian Radio Symphony Orchestra (3CD)

Complete Symphonies : Kubelik / Bavarian Radio Symphony Orchestra (3CD)

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  29/September/2011

    クーベリックにはブラームス交響曲全集が二種類あり一つ目は1956〜1957年VPOとの録音、二つ目は本盤1983年BRSOとのライブ録音(クーベリック当時69歳)であります。本盤の全曲を聴いたわけではありませんが概ね第2番と第3番が好評な様です。洗練はされておらずどちらかと言えば素朴な感じで自然体でコシがありながら決して熱きに流れない、マァ大人の演奏なのでしょう・・・その辺りで少し聴く側からすれば比較的冷静に対処(ブラームスとじっくり)出来る処の評価具合如何と思います。例えば第3番の演奏タイム@14’23A9’41B6’18C9’26とVPO盤(タイム@13’56A8’59B6’06C9’02)のみならず他指揮者分と比較しても幾分ゆったり目なのはさておき、第1楽章BRSOのくすみ勝ちな雅やかな音色でスタートし序奏後の弦遣り取りも到って円やかな処がもう大人の世界?私などはもっとこの曲のヒロイックな面が欲しい感じがしました。反復演奏がなされ展開部のホルン他もマッタリ感で推移、但し〆への攻めは引き締まります。穏やかでゆったりした第2楽章は時として蕩け勝ちでふと私は同じコンビによるモーツァルト交響曲録音盤が過ぎりました。第3楽章も寂寥感を掘り下げないでむしろ優雅な心持ち・・・前二楽章の延長戦上。最終楽章は従って出だしオドロオドロしないでピークもヒーロー的色彩は皆無。しっかりした歩調で進み〆は小波の様に余韻の美しさは素晴らしいですね。第2番(@20’33A9’46B5’22C9’08)(因みにVPO盤@13’53A8’48B4’58C8’43と比べて第1楽章が反復演奏されていることが分かります)においても溜めは使用しますがこの交響曲のある派手さは抑えています。第2,3楽章のホルン他管の美しさは第3番同様。最終楽章は若干の乱れがあるものの熱きに流れて行かない処が面白いですね。録音がライブホールトーンにも多分左右されマイルドさが目立つ傾向があったのでは・・・。ライブながら聴き飽きしない演奏であり先述の様に全交響曲を聴いたわけではありませんので当面★一つ保留してOKランクで・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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