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バッハ(1685-1750)

CD 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 五嶋みどり(vn)[+バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番 マクドナルド(p)]

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 五嶋みどり(vn)[+バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番 マクドナルド(p)]

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    モデラート宮内  |  千葉県  |  不明  |  2015年11月03日

    このバッハは、「音を奏でる」ことの意味を改めて考えさせてくれるような 深みのある演奏である。五嶋みどりは、天才少女として超絶なテクニックを もてはやされた時代を経過して、確実に新たな崇高な境地へ向かっているように見える。 このCDの中で特筆したいのは、「無伴奏ソナタ第2番」のアンダンテの楽章である。 絶対音楽として成立しているバッハのこの楽章が、あたかも、生きとし生けるものの魂と 会話しているかのような、暖かな優しさと冷徹な厳しさとを感じさせてくれるような 演奏として迫ってくる。実に心震える演奏である。 もしかして、五嶋みどりはこの時涙を流しているのではないだろうか....。 これまで私が愛聴していたシェリング、ミルシテイン、グリュミオー、スーク、 パールマンなどの名演とも一線を画するような次元を、五嶋みどりの無伴奏ソナタの 演奏の中に垣間見ることができたような気さえしている。 私は、彼女の音楽に対する姿勢に、いつもストイックで献身的なものを感じるのであるが、 彼女の演奏は、バッハ無伴奏曲において、もっとも素晴らしい形で 結実するのではないだろうか。 今後の録音を期待して止まない。

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    海  |  福岡  |  不明  |  2008年07月19日

    レビューに触発されて。 尺八では一音成仏という言葉があります。そこに入りつつあると感じました。従前は何も感じない人でしたが。 先祖返りでしょうか。 ヨーロッパ人の感想を聞きたいところです。 今後を楽しみにしています。 ガルネリ・デルジェスの賜物でもある思います。

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  • ★★★★★ 

    沼仙  |  静岡  |  不明  |  2008年06月29日

    これはすごい。バッハの無伴奏には名盤が多いが、これを聴くと今までのものが凡庸に聴こえてしまう。音楽にはある種の狂気があるものだが、狂気のない演奏は炭酸の抜けたビールのようなものだ。Midoriの10代には凄みがあったが、20代になってそれが鳴りをひそめてしまった。しかしここにきて前人未踏の信じがたいほどの深みに達したのではないか。吉田秀和流に音符を示してここをこう演奏しているからどうのこうのという分析はもはや意味がないのではないか。今後CDをリリースするのは容易なことではないだろう。量産する演奏家ではないと思う。

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  • ★★★★☆ 

    恐怖のタヌキ野郎  |  地球  |  不明  |  2008年03月01日

     みどり姉さん、久々のCDで、バッハは深い!20分ほどの作品が、大交響曲をも凌駕する深遠さを見せてくれて、引き込まれました。バルトークは20世紀の悲鳴が壮絶で、200年近い作品の差を感じさせない選曲です。感激したデ!

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  • ★★★★☆ 

    js  |  saitama  |  不明  |  2008年02月22日

    確かに演奏はすばらしい。しかし、バッハもバルトークも五嶋みどり一色に彩られ、どの断面で切っても彼女の姿しか見えてこないのがこのCDの長所であり、欠点でもある。作曲家、演奏、はては歴史に至るまで、いろいろと考えさせられた一枚だった。

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  • ★★★★★ 

    MONO  |  東京  |  不明  |  2008年02月07日

    miyocoさんと同じく、2005年のバイエルン放送響のコンサートを聴いた者です。私もあのアンコールで演奏された無伴奏ソナタ〜「アンダンテ」が忘れられません。あの広いNHKホールの3000人の聴衆が身じろぎも出来ず、息を飲んでただひたすら聞き入っていたのを覚えています。この素晴らしい演奏が繰り返し聞ける喜びをかみしめています。

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  • ★★★★★ 

    モデラート  |  千葉市  |  不明  |  2008年01月24日

    このバッハは、「音を奏でる」ことの意味を改めて考えさせてくれるような深みのある演奏である。五嶋みどりは、天才少女として壮絶なテクニックをもてはやされた時代を経過して、確実に新たな崇高な境地へ向かっているように見える。特にアンダンテの楽章は、生きとし生けるものの魂に触れるかのような温かな優しさと冷徹な厳しさとを感じるような演奏である。もしかして、五嶋みどりはこの時涙を流しているのではないだろうか....。

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  • ★★★★★ 

    miyoco  |  関西  |  不明  |  2008年01月17日

    バルトークはだいぶ前の録音で、実質バッハ一曲だけの新録音である。よほどこの曲と向き合っているのだろう。2005年のバイエルン放響来日でも協奏曲のアンコールとしてこのバッハから一章を弾いていた。その日のコンサート全体で、というよりここ何年もの音楽すべての中でそこだけが忘れがたい経験として残っている。不幸にも昨年のリサイタルでの全楽章の演奏は聴けなかったが、私にはその時のことだけで十分満足だった。同時代にも芸術家が存在するということを確認できるCDだ。

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    としちゃん  |  宮城  |  不明  |  2007年12月25日

    極上です。

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  • ★★★★★ 

    ぱぱ  |  愛知  |  不明  |  2007年12月20日

    流石世界の五嶋みどり! バッハは立体的で、一音の無駄もないことを感じ取れる演奏です。他の無伴奏も早くリリースされることを切望します。

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