松下幸之助

本 道をひらく

道をひらく

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    赤運太郎  |  北海道  |  不明  |  2018年05月13日

    この本は松下幸之助氏が機関紙「PHP」の裏表紙に連載した短文を一冊にしたものです。 「運命を切りひらくために」「日々を新鮮な心で迎えるために」「ともによりよく生きるために」 「みずから決断を下すとき」「困難にぶつかったときに」「自信を失ったときに」 「仕事をより向上させるために」「事業をよりよく伸ばすために」「自主独立の信念を持つために」 「生きがいある人生のために」「国の道をひらくために」の11のテーマで松下氏の考えが語られています。 私があれこれ言うよりも松下氏の言葉を読むほうが内容の素晴らしさが分かり易いと思うので、 「運命を切りひらくために」から一番好きな一節を紹介します。 「道 自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。 どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。自分だけしか歩めない、 二度と歩めぬかけがえのないこの道。 広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、 かきわけかきわけ汗する時もある。 この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまると時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。 しかし、所詮はこの道しかないのではないか。 あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、 ともかくもこの道を休まず歩むことである。 自分だけしか歩めない大事な道ではないか。 自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。 他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。 道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。 それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。 深い喜びも生まれてくる。」 私はこの本を一日の終わりに一節づつ読んでいました。 松下氏の言葉と共に一日を振り返ると深く反省点が見え、明日に向けて新たな気構えが出来たのです。 また、その日にピッタリな言葉に当たる事もあり、まるで松下氏が語りかけてくれたような 感じがしたものです。 松下幸之助氏の言葉や考え方は、時代の移り変わりによって風化する事のない素晴らしいものです。 仕事を含め人生の様々な局面で悩んだ時に是非読んでみてください。きっと助けになると思います。

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