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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

SACD 交響曲第4番 ウィッグルスワース&オランダ放送フィル

交響曲第4番 ウィッグルスワース&オランダ放送フィル

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    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2009年10月28日

    一言で形容するならば「端正な演奏」という他ありません。この指揮者はとても冷静で、客観的な音楽作りの職人に徹していますが、結果として生まれたこの演奏は、素晴らしいとしか言いようがありません。一点も揺るぎのない端正な音楽作りがかえってこのショスタコーヴィッチの傑作の異様なまでの迫力を伝えています。ひょっとするとこのウィッグルスワース盤は、有名なコンドラシンによるモスクワ盤やドレスデン盤の上をいくのではないか。この曲にも「爆演」は不要。引っ張ったり伸ばしたりなど誇張は一切不要。スコアにもともと存在する音符そのものがこの曲の型破りの迫力を伝えます。まだ指揮者としては若手に属する年代のウイッグルスワース氏ですが、ここらで一暴れしてやれ、という誘惑が一杯の曲なのに、この一貫して冷静なオーケストラのコントロール、にもかかわらず迫力は十二分、これはもう只者ではないと考えます。

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2009年07月21日

    先日、BShiで放送された『グレの歌』も大変感心したが、このウィッグルワース、細部は実に緻密に仕上げるのに、常にクールな感触があり、音楽が絶対に熱くならないという不思議な指揮者。ショスタコの4番は何せオケの編成自体が怪物的な大曲だけに、どの指揮者もクライマックスでは力押ししたくなるものだが、彼は相変わらず「寒色系」かつ「草食系」。遅めのテンポによる細密な仕上げ、寂寥感とアイロニーの鋭さでは特筆すべき演奏だと思う。

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