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バッハ(1685-1750)

Hi Quality CD 管弦楽組曲全曲 クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2HQCD)

管弦楽組曲全曲 クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2HQCD)

商品ユーザレビュー

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    fuka  |  東京都  |  不明  |  2016年06月11日

    第一番の冒頭からそのテンポとスケール感に圧倒されますが、聴きすすむにつれ完全にバッハの世界に入り込んでいる自分に気づきます。この管弦楽の基礎となっている対位法の構築が当たり前のようにしかしこれほど明確に大伽藍をみるかのように表現されていることに深く感銘します。クレンペラー自身はバッハの管弦楽はできるだけ小編成で当時のスタイルで演奏する方が良いと語っていたとのこと。現代のバッハ演奏を聴いたらどう言うかしら。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年03月30日

    我々の世代にとって例えばこのバッハ管弦楽組曲が時代考証等研究結果なのか古楽器やら古奏法で尤もらしく軽妙トレンドで演奏されている中でリステンバルト、ミュンヒンガー、レーデル、パイヤール、リヒター等率いるかつての室内管弦楽団による演奏の他に本盤の様なシンフォニー指揮者?によるフルオーケストラの演奏は大変懐かしいヒストリカルというのに止まらず「芸術性感動」といった観点から評価が見直されて欲しいもので既にある皆さんのレビューに大いに肯けるものであります。この管弦楽組曲はクレンペラーが84歳の1969年にNPHOを振って収録されたもの・・・第1番(7曲トータルタイム27’55)、第2番(7曲同25’04)、第3番(5曲同26’20)、第4番(5曲同25’34)・・・で古臭く大層なと片付けるより悠然と各曲一音一音踏みしめる様にじっくりと重厚な演奏に気持が展開します。クレンペラー晩年の特徴的な演奏なのでしょうか・・・身近な言葉で表せば昨今のチャチな演奏と異なり実にスケール大きい音楽に身を委ねられる感じがしました。何れの組曲のスタート序曲も重厚だし、有名な第2番で活躍するフルートは同オーケストラの首席G.モリスがクレンペラーに寄り添った堂々たる演奏が印象的ですね。又第3番の「アリア」もクレンペラーは決して感傷ムーディに取り扱わず厳粛性すら漂わせております。なお、彼には1954年PHOを振ったモノラル録音・・・第1番(トータルタイム23’59)、第2番(同22’48)、第3番(同23’18)、第4番(同21’40)・・・があり更に第3番には1955年NDRSO(同22’49)や1964年BPO(24’13)演奏分が残されている様でこれらのデータからも後年になるほど演奏タイムが長くなっている処に頑ななクレンペラーらしさ・・・風格?がうかがえますね。本盤高音質も楽しめそうですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年10月28日

    クレンペラーの死の4年前、最晩年の演奏であるが、いかにも巨匠ならではの重厚な名演である。バッハの演奏様式については、近年ではピリオド楽器による古楽器奏法や、現代楽器による古楽器奏法などによる小編成のオーケストラ演奏が主流となっている。本盤に聴かれるような大編成のオーケストラによる重厚な演奏は、かつては主流であったが、近年ではすっかりと聴かれなくなってしまった。そうした旧スタイルの演奏様式を古色蒼然と批判する向きもあるくらいである。しかしながら、近年の演奏の何と言う味気ないことか。芸術性の高い演奏も、稀には存在しているが、殆どは軽妙浮薄の最たるものであり、学者は喜ぶかもしれないが、音楽芸術の感動という点からは著しくかけ離れているのではないかと私としては考えている。このような軽妙浮薄な演奏が流布している中で、本盤のクレンペラーの演奏は何と感動的に響くことか。テンポも微動だにしない堂々たるインテンポであり、例えば、第2番のバディネリのように、かつての大編成のオーケストラによる旧スタイルの演奏の際にも、早めのテンポで駆け抜けるのが主流の楽曲でも、深沈たるテンポで実に味わい深い演奏を行っている。金管の鋭い響きや、巨像が踏みしめるような堂々たる音楽の進め方など、スケールは極大であり、この旧スタイルの演奏としては、トップの座を争う名演と高く評価したい。HQCD化によって、音質に力強い芯が一本通ったように感じられるのも素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    鉄血桃太郎  |  chyubu  |  不明  |  2007年11月16日

    かつてはこうした交響楽指揮者がバッハを堂々と演奏していたものである。一番の聴き物はポピュラーな第2や第3より第1、第4である。スケールの大きさや重量感を持ちながら透明感も十分な実にユニークな演奏だ。双方の序曲に至ってはベートーヴェン以降の交響曲にも匹敵する厚みのある内容が詰まっている。クレンペラーこそ偉大なアポロン的演奏家ではなかろうか。

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  • ★★★★☆ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  2005年06月04日

    あらためて聴き直してみて、その真価がようやく判ってきたような気がしています。なんといっても風格がある。これほど悠揚とした演奏はもう今後耳にすることはできないのではないでしょうか。

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  • ★★★★☆ 

    鞍馬丸  |  埼玉県  |  不明  |  2005年03月10日

    巨匠晩年の特徴が随所に表れた内容。なんら奇を衒うことなく、克明に細部を音化していく姿に、聞き手は、なにか禅の基本を諭されているような意識にされる。

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