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バッハ(1685-1750)

CD 音楽の捧げもの バウムガルトナー&ルツェルン弦楽合奏団、ニコレ、ジャコテ

音楽の捧げもの バウムガルトナー&ルツェルン弦楽合奏団、ニコレ、ジャコテ

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年01月28日

    バッハの「音楽の捧げ物」は「フーガの技法」ほどではありませんが楽器の組み合わせ・曲順が割りとフリーな場合が多く本盤バウムガルトナー(1976年録音当時59歳)指揮ルツェルン祝祭Oの演奏でも独奏者の参加次第の処があり、何と言ってもトリオ・ソナタでのニコレ(フルート)の役割が重要なポジションに座っている様であります。本盤収録時ニコレは丁度50歳の頃で彼は本盤以外にもトリオ・ソナタ他をリヒターや小林道夫とも録っている様ですしバウムガルトナー自身1955年にヴァイオリン奏者としてアーノンクール夫妻、アールグリムその他とこの曲録音(トータルタイム54’00)に参加もしています。私のこの曲への近づきはバウムガルトナーとほぼ同年配のミュンヒンガー盤とレーデル盤であり前者のがっちりした構築性、後者の流動性に各々の特徴を捉え自分の気分によって聴き分けた(勿論LPで)ものでありました。さて、本盤はバウムガルトナーが先述のトリオ・ソナタ部分以外の他曲の楽器の組み合わせをアレンジしたものらしくトップバッターは静謐さを湛えたヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの三重奏による「3声のリチェルカーレ」であります。その後これらの弦に管楽器が加わって各曲が進み途中先のトリオ・ソナタも入ります。最後「六声のリチェルカーレ」はフリードリヒ大王注文のチェンバロでの演奏ではなく弦での演奏である事も特徴となつています(もっともミュンヒンガー盤なども確か弦主導だったのでは・・・)・・・とにかく自然な流れであっても厳粛さを忘れない演奏はミュンヒンガー、レーデル盤より後発なのかこの先発演奏を上手くブレンドした印象があり聴き飽きしない仕上がりです(トータルタイムは47’31)。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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