FENIXX -to revive-
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晶 | 北海道 | 不明 | 2012年04月17日
バンドの二度目のリスタートからほぼ半年、新生DESTROSEの記念すべき第一弾のCDは、一度は消滅の危機に瀕したバンドの再生への祈りと、震災・津波被災地の復興への思いを重ね合わせたタイトルFenixx。この第三期DESTROSEは、短命に終わった第二期はもちろん、今も評価の高い第一期と比べても、大きな将来性を感じさせるメンバーが集った。サウンドのパワーとスピードにおいて、既に他の有力女子メタルバンドと遜色ない水準にある。まだまだ荒削りで今後の熟成も期待されるとはいえ、このバンドを今を聞いておいて損はない。これまで、Mina隊長(Gt.)が作詞作曲を一手に引き受けていたことが、バンドの紆余曲折に影響したきらいがある。しかし、今回はボーカルのMarinaが作詞に関与しており、歌い手自身の想いが歌に反映されている。「歌わせられている」のではなく、「自ら歌う」ことが、聞き手の胸を打つ力を楽曲に与えている。また、著作権の面でも、Marinaが曲作りに関わったことで、これまでのような危機を繰り返すと、せっかくの名曲が封印曲になりかねない。ファンの一人として、新たな選択がバンドの絆を強めることを期待している。 Mina隊長には、女性版Axl Roseとなることだけは、勘弁して欲しい。そして、この曲の発売とほぼ同時期にCDデビューしたCyntiaを良きライバルとして、今回こそ長く続けて欲しいと思う。特典のサイン入り生写真は、キレのいいステージングが際立つMarinaで、ちょっと得した気分。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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