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ショパン (1810-1849)

CD 4つのスケルツォ ポゴレリチ

4つのスケルツォ ポゴレリチ

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検索結果:17件中1件から15件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2022年12月21日

    展覧会の絵の演奏もそうだったしこのショパンもだが、味が大味であるので微妙なニュアンスに欠けるようだ。繊細な感覚が欲しいと思う。

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  • ★★★★★ 

    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2021年02月27日

    ポゴレリチの演奏はいつも驚きを与えてくれる。それも単なる驚きでなく、高揚感というか心をリフレッシュさせてくれる。

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2015年01月18日

     これを聴いて「4つのスケルツォ」と考えるか、「スケルツォが4つだけ」と考えるかはあなた次第。私には前者のような、聴き応えあるCDに思える。 体調が悪い時には聴けない位に凄い演奏。 かなりオーバーな演奏表現とは思うが、曲想からすれば「これもアリ」ではないだろうか。1曲ごとに、聴き手を引きずりこむ「磁場」のようなものがとてつもなく大きいのだ。

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  • ★★★★★ 

    Marthy  |  POLAND  |  不明  |  2011年07月15日

    スケルツォ4曲だけしか収録されていないの?と思いながら購入しましたが、4曲だけで十分楽しめるディスクです。

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  • ★★★★★ 

    フールズゴールド  |  京都府  |  不明  |  2010年09月08日

    こんだけレビューもある。迷う事なく買った方が良い。

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  • ★★★★★ 

    関定子と共に  |  山梨県  |  不明  |  2010年08月11日

    NHK「ぴあのピア」で、太り気味の清水和音のスケルツォがチョイとよかったので、幾つかの手持ちから、久しぶりにポゴレリチ盤を通して聴きました。掛け換えて第一音が出た途端、一瞬にして空気が変わり、異次元へといざなわれます。なんと劇的で、硬質で、深刻で、繊細で、そして柔らかなピアノでしょう。幾つもの香りが、時に鮮烈で強く、時にほのかそっと匂い立つさまに唖然とし、酔いしれ、少々ふらつきも覚えるほどです。短いアルバム(41分50秒)ですが、ショパンをたっぷり堪能できます。二度と現れることのないであろう超名演をたたえて記しました。

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  • ★★★★★ 

    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  2010年05月15日

    もしかして私は許先生と同じ会場で聴いていたのかも知れない。私は原則@キチンとピアノが弾けていること。A音楽家の方法論コンセプトが可聴であること。B構造・様式が考慮されていること。この3つがクリアできていれば「最高」を出す。聴くに堪えず、最後まで聴けなかったものは全くレビューしていない。酷い演奏を何故酷いかを考える分には有益だが、それでも限度というものがあるだろう。あちこちでリクエストされても(まあ挑発とも言うけど(笑))聴けないものは書けない。まあ事実を指摘してしまう私が悪いのだ。このスケルツォ。実によく弾けている。細部まで注意深く打鍵され、見事。商品として立派。自分の基準では「最高」で良かった。しかし私は、特に90年代に入ってからのポゴレリチの録音には「良い演奏だが、果たして良い音楽だったのか?手放しで容認できない何かが憑き纏う(笑)」と強く感じていた。@に関しては文句はない。しかし構造と様式がメタメタで、この曲集最大の魅力「素材が侵食される過程」すら犠牲にして、細部が解体されまくる。鋭敏な聴き手なら、フレーズが引き裂かれていく過程に戦慄すら覚えるだろう。個々の音のリアリティが、曲の形を粉砕する。私が「ポゴレリチに何が起こっているのか?」と当惑していたのがこの時期の録音で(コレまでのレビューからそれは明らかですが念のため)「ここまで音と音との関係性に執着して、全体が解体しているなら、何故機能を停止しようとしている曲のフォルムの、その体裁を整えなければならないのか?」「コレを手放しで賞賛することは変だ」という疑問。これ以上解体が進み、それでも「体裁」に執着するなら、それは駄目だろうと考えていた。「次」の録音は出なかったけど。最近のコンサートでの彼は、その「体裁」を何の躊躇もなく捨てている。最近の彼がやっていることは、彼が主張する「練習という行為」と実質変わらない。ポゴレリチの講義を聴いたことのある人ならわかるはずだ。彼は発言を実行しているだけなのだ。構造や様式を持つ音楽の約束事すら超えて、ひたすら音を聴かせる行為。音が示すものはその次の音、その関係性で音楽は見直される。まるでウェーベルン(笑)。しかし、この録音に聴かれる速度では、細部において、ポゴレリチの方法論には速すぎ、そこまでやるならもっと遅く弾くべきだと思っていた私にとって、最近のポゴレリチのコンサートは全て大喜びの対象で、私は会場で大いに満足している。ここまで細心の注意を払い個々の音のリアリティを追求し、結果曲は解体するが、隣接する音同士の関係性は強烈に刻印される。こんな演奏は他では聴けない。このスケルツォ集は現在のポゴレリチの予告編として、最も腑に落ちる一枚だ。ただしこの録音を手放しで賞賛することは、変だ。この録音の本当の凄さとは現在のポゴレリチを聴かなければ理解できる性質のモノではない。現在のポゴレリチの演奏はこの録音なぞ蹴散らすほど強烈だ。新録を希望する。難しいとは思うけど。:手放しではないので今回は評価を戻しておきます(笑)。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年03月19日

    数多く存在するショパンのスケルツォ全集の中でも、トップの座に君臨する超名演である。ポゴレリチは、ショパンコンクールの予選で落選し、アルゲリッチがポゴレリチを天才と称して抗議し、その後の審査をボイコットした話は有名であるが、本盤のような超弩級の名演を耳にすると、ポゴレリチがいかに抜群の才能を持った卓越した芸術家であるかということがわかろうというものだ。第1番の冒頭の力強い一撃からして、他のピア二ストの演奏とはそもそも物が違う。冒頭の一撃の後、一瞬の間をおいて、胸のすくような快速テンポによる疾風怒濤の快進撃が開始される。それでいて上滑りする箇所は皆無であり、抒情的な箇所の歌い方も実に感動的だ。有名な第2番も他のピアニストの演奏とはそもそも次元が異なる高みに達している。強弱のダイナミックレンジの幅広さや緩急自在のテンポ設定も凄いの一言であるが、特に中間部の深沈とした抒情と急進的なスケルツォの対比は、ポゴレリチの真骨頂とも言うべき魔法のような魅力に満ち溢れている。第3番や第4番も、極端と言ってもいいほどのテンポの緩急と、精妙で抒情的な演奏の美しさによって、ポゴレリチならではの個性的なショパン像を構築しており、その切れば血が出るような生命力溢れる激情的なパッションの爆発が、我々聴き手に深い感動を与えている。録音も実に鮮明であり、ポゴレリチの超絶的技巧に裏打ちされた芸術的な打鍵を余すことなく味わうことが可能だ。

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  • ★★★★★ 

    fmk  |  東京都  |  不明  |  2009年12月10日

    ショパンは苦手ですが、このアルバムは例外です。女々しさのかけらも無く暗鬱な情念が全体を貫いています。

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  • ★★★★★ 

    サイファー  |  東京都  |  不明  |  2009年07月02日

    スケルツオ3番はデビュー・アルバムについで2回目の録音になるが、2演奏を比較すると、変遷が分かって面白い。 アルゲリッチの録音曲の後を追うようにして録音されれている録音が多いのだが、影響を受けた反面、ある部はより繊細に、またある部はより大胆に弾きこんでいる。 ある意味で狂気の演奏であり、Pogo初心者は、聴いても不気味さと違和感しか残らないのであろう。ルービンシュタインの前時代的演奏からすると違和感があるのは当たり前で、この演奏を聴いた後でルービンシュタインを聴けば、無神経な乱打に嫌気がさすはずだ。

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  千葉市  |  不明  |  2009年04月18日

    このディスクを聞くと、ピアニズムとは何なのだろう、と考えさせられます。ピアノの音を極限まで展開しつつも、やはり皆さんが仰るとおり背景が「冷たい」。スケルツォはミケランジェリを愛聴していましたが、違う地平がここにありました。ショパンのスケルツォと言う曲がこれだけのものを引き出したのか、ポゴレリチの才能なのかわからなくなるくらいの名盤であるのは間違いありません。一つだけ間違いないのは、ショパンはロジカルであって、サロンではないという主張です。

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  • ★★★★☆ 

    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  2009年03月29日

    1番ではポーランドのクリスマス歌が使われ、侵食されていく。スケルツォは祖国、国民、文化を暗示する様々な音型がひたすら浸食されていく絶望的な過程が「諧謔的」に描かれている。だから「スケルツォ」。音の推移と転調を明確に再現すれば、曲の意図は浮上するはずだが、「スケルツォ」の命名は必然だ。この立場から聴くとこの演奏では曲名が「スケルツォ」でなくても良い。昔はこれでも良かった。実はリアルに情勢や世界をメタファーする古典ではもう一つ。印象の範疇を抜かない演奏では最良だが、評価を下げます。申し訳ない。

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  • ★★★☆☆ 

    chanryuu  |  松山市  |  不明  |  2008年09月07日

    ルービンシュタインでこれらの曲のイメージ作ってた耳にとってはヘンだ!第一印象。 でもルービンシュタイン流の演奏に飽き飽きしていたから久々にショパンを最後まで面白く聴けた。これでいいのか?まあ、いいんだろうな・・・なんだこりゃ? この人のスカルラッティがすごく気に入ったので聴いてみました。拙いコメントですが。OKは文字通りOKという意味です。

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  • ★★★★★ 

    ピロリ菌  |  愛知  |  不明  |  2006年06月24日

    ピアノを弾いている冷たい目をしたおっさんの背後に大きな魔物が住みついている。氷のような音が攻撃的に、時には異次元空間の中をさまよっているかのような響きをつくり出している。聴き手を金縛り状態にするかのような独特のピアニズムを堪能できます。この1番、2番、4番を超える演奏は100年経っても出てこないでしょう。

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  • ★★★★★ 

    たけちゃん  |  福島県  |  不明  |  2005年07月23日

    これを聴いていて、音楽がただ美しく綺麗に流れていくというよりも、ひとつひとつの音が見事に構築されていき、そして四つの作品がそれぞれ完成していく様を見ているような、そんな感覚を覚えました。ピアノの鳴らしっぷりはそれはもう最高です。ポゴレリチ節を充分に堪能できます。

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