英雄の生涯(1959年)、ティル・オイレンシュピーゲル(1972&73年) カラヤン&ベルリン・フィル
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なごやん | 愛知県 | 不明 | 2012年03月06日
R・シュトラウスの華麗な音絵巻が、色彩豊かに絢爛と繰り広げられる。カラヤンの、緩急・強弱の見事な設計、推進力、カンタービレが音符を鳴らきり、鮮やか。BPOという名人集団を得て、彼が存分にウデを振るっている。「英雄」は雄々しさ、やさしさ、憂愁に人生を想う。人は、平凡な存在であっても、自己ひとりひとりは、それぞれに英雄ではなかろうか?そう思って聴くと曲はグンと身近になる。カラヤンは「英雄」も何度か録音しているが、私はこの録音が一番溌剌としているように感じ、好きだ。「ティル」は冒頭のメロディ処理のうまさから早々におとぎ話の世界に引き込まれてしまう。この曲も人生を投影しているようだ。魅力的なカップリングと演奏のCD化を歓迎。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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