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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

CD 交響曲第15番 セロフ&チェコ・フィル、ほか

交響曲第15番 セロフ&チェコ・フィル、ほか

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  2020年11月02日

    ショスタコーヴィチの晩年の作品を集めた珍企画盤。 音源は様々な演奏家のものを集めた編集盤だが、どれも珍しい貴重な音源が集められている。 最初に登場するのは『交響曲第15番』で、エドゥアルド・セロフ指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団によって録音されたもの。 中々珍しい組み合わせで、時にチェコ・オケと言うよりロシア・オケのようなサウンドが出ているが、全体的には整理された手堅い聴きやすい演奏。 次は『ミケランジェロの詩による組曲』から抜粋で8曲、 ピアノと独唱がオリジナルだが、これは作品145bの独唱とオーケストラに編曲されたバージョンで、フランティシェク・ヴァイナル指揮、プラハ放送交響楽団、セルゲイ・コプチャクの歌で録音された物。 これも手堅くまとまっており、抜粋なのが残念。 最後は『ノヴォロシースクの鐘』をアルヴィド・ヤンソンス指揮、モスクワ放送交響楽団で収録。 実はこのCDの中で1番良い演奏がこれ。 シンプルながら記憶に残りやすいメロディとショスタコーヴィチの熟練したオーケストレーションが冴え渡った晩年の傑作だと思っているが、録音はこの盤を含め4つしかない希少な曲。 その中でもこのヤンソンス盤、全編格調高い演奏で、盛り上げ方が上手く、モスクワ放送響のパワーとアンサンブル力を全開に使ったこの曲の白眉の演奏と言える素晴らしい内容である。 この曲目当てで買ったが、正解だった。 録音年のデータは多少問題もあるようであるが、古いソ連録音の割には音は聴きやすい方にはいるのではないだろうか。

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