本サイトはJavaScriptを有効にしてご覧ください。
ゲスト 様
様
プラチナ会員
ゴールド会員
ブロンズ会員
レギュラー会員
本・CD・DVD・ブルーレイ・グッズの通販はHMV&BOOKS online
詳細検索はこちら
お気に入り登録して最新情報を手に入れよう!
山崎 浩太郎 | CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う【HMV&BOOKS online】では、コンビニ受け取り送料無料!国内最大級のECサイトです!いずれも、Pontaポイント利用可能!お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!
すべてのユーザーレビューを見る(8件)
本
クラシックヒストリカル108
山崎 浩太郎
この商品のすべてのユーザーレビュー(3件)
投稿日:2012/03/11
日本におけるクラシック音楽の普及は、やっぱり戦後におけるレコード(それもステレオ以降のLP)によって曲や演奏者に親しむというパターンが中心であったように思います。ホールなどの関係上、どれほど流行していた時期であっても(今も)、マーラーやブルックナーの実演が聴かれることのない地方都市はいくらでもあります。私自身、メディアによく出た音楽家の名前は知っていますが、本当にその人たちが実力者なのかは検証しえず、メジャーな名前にとらわれていただけではないかと今も思います。山崎氏が取り上げるヒストリカルのディスクは、欧米における劇場の実演の状況が反映されたものが多く、メトのライヴはその典型です。歌手も指揮者も未知の人が多いですが、それらについて多くの情報をもたらしてくれる山崎氏のお仕事は大変に意義深く、貴重であると思います。こうした仕事によって、メジャーレーベルが提供したディスクにとらわれない、本当の意味での音楽界のありようを踏まえた(聴衆側の受容も含め)音楽史はもとより、私たちの音楽観もディスクのチョイスも広くなるのではないでしょうか。私もかつて『レコード芸術』誌を愛読したものですが、村田武雄氏や大木正興氏らの、喜びとしての音楽であるよりかは、芸術至上主義・美学的な音楽への態度はいかにも堅苦しく、権威主義的でもありましたね(難しい語彙が多くて、勉強にはなりましたけど)。新旧は価値ではなく方向性やあり方の違いであると思えば、山崎氏が教えてくれるヒストリカル情報は大変に有益です。ヒストリカルは録音面でハンディがあるのは自明だし、大枚の金をはたいて失敗するだけの余裕がない者としては、大いに参考となるからです。こういうお仕事を今後も続けていただきたく、私は強く希望して(期待して)おります。なお、不満を申すならば、注の形でよかったので、情報をどんどん増補してほしかったなあ。あと、ヒストリカルについて何らかの音質評価基準を設けてほしいですね。たとえば、もっとも普及していそうなフルトヴェングラー&バイロイトの第9(EМI)を70点、とかね。ぜひご検討を。
ほんず内閣総理大臣 さん
名指揮者列伝 20世紀の40人 叢書・20世紀の芸術と文学
この商品のすべてのユーザーレビュー(1件)
投稿日:2006/11/30
文体はクール・冷静なので、ユニークな意見が出てきても反感を覚えることなく「ああ、そういう考え方もあるな」と思わされ、今まで聴いてきた物を新しい角度から考え直す機会を与えられる。名盤選・ベストレコード選出はもう辟易だが、こうした方向から演奏家の分析・評価を試みた例は少なく、またそれが高度な水準にある例はもっと少ない。読み物としても十分楽しめ、豊富な知識・詳細な情報に彩られ相当な説得力を持って迫ってくる。お薦め。この調子でカルロス・クライバーや宇宿など(!)についての論評が読んでみたい。
Pianist さん
クライバーが讃え、ショルティが恐れた男 指揮者グッドオールの生涯
この商品のすべてのユーザーレビュー(4件)
投稿日:2006/11/25
先入観、タカくくり、ガイドブック妄信… こうした過剰な情報の中で、こういうユニークな存在の音楽家が忘れ去られるのはあまりにも勿体ない。グッドオールへの親愛と、残された奇跡のような名演によせる著者の思いが全編に漲るよう。かねてより愛読しており、このおかげでBBCで出たブルックナーの後期三大交響曲のスケールの大きな名演や、美しすぎるトリスタン前奏曲に出会えた。加えて別店企画ながら、山崎氏大推薦のトリスタン全曲がとうとう復活する。食わず嫌いはあまりにも勿体ない今世紀有数のワーグナー名演。楽しみだ…
既に投票済みです
ありがとうございました
%%message%%