昭和天皇物語 1 ビッグコミックス

能條純一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091897176
ISBN 10 : 4091897177
フォーマット
出版社
発売日
2017年10月30日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
200p;19

内容詳細

今世紀最大の話題作、ついに単行本化!!

大元帥陛下して軍事を、大天皇陛下として政治を一身に背負い
昭和という時代を生き抜いた巨人。

波瀾万丈という言葉では表せないほどの濃密な生涯に
半藤一利氏協力のもと、漫画界の巨人・能條純一氏が挑む--
「ビッグコミックオリジナル」誌で毎号にわたり衝撃を呼ぶ巨弾連載、
待望の第1集は、その少年時代が
大胆な解釈と圧倒的な画力で描かれる…!

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yoshida さん

    昭和天皇の人生を描くとする作品。1巻では日露戦争末期の明治38年から大正3年までの10年間。原作が半藤一利氏の「昭和史」であり、創作も含んでいる。「史料」ではなく「物語」であることを、自分で注意しながら読む。皇室では生まれた子を里子に出すしきたりがあり、迪宮裕仁も同じであった。その状況下で母のような存在であった、養育掛の足立タカの存在の大きさを初めて知る。そして東宮御学門所での杉浦重剛らによる教育を経て、少年である迪宮裕仁は自身を「国家」と重ね律し成長する。興味深い内容。この作品の今後の展開を期待したい。

  • 夜勤中の寺 さん

    久世光彦は親が飾っていた御真影を見て「僕もこの人を好きになる」と思ったそうだ。私も最愛の祖父が昭和天皇を好きだったので、どこか疎かにできない気持ちがある。本書も買ってしばらく仏壇に供えた。祖父がこの漫画を喜んでくれたか確認するかのように拝読。雑誌連載開始時にいくらか読んではいたが、通読すると序盤ながらやはり圧倒するものがある。小さい頃から昔話に出てくる王子様が羨ましくなかった私。その予感の答えがここにある。偉いというのは淋しい事である。共感しかねる特別な環境の王子の心に不意にタッチする度、泣きたくなった。

  • 肉尊 さん

    大手メガバンク内定の辞退を人事担当の方にお伝えしたところ水をかけられた。「貴様の就職先はどこだ!言え」といわれ「日銀です」と答えたところ掌を返し、背広をクリーニングにという話を聞いたことがある。銀行内の行事内でキャリア組はビルの屋上から「君たちは彼らの頂点に立つ」と教えられる。人の上に立つ、君子としての道。それが帝王学である。門地の差別は禁止だが、今なお、高家の御子息に対する帝王学の如き教育はある。第1巻は皇孫に対する帝王学が主眼となる。(つづく)

  • 山田太郎 さん

    なに書いてもどっかから文句言われそうで、怖いんですが、予想したより面白いし感動的。しかし、この無表情というかロボットみたいな顔でやられるといまいち何考えてるのかわからないのがなんだな。知ってるようでというかテレビによく出てくるけどよくわかんないので、この漫画いいのではないかと思った。

  • はるき さん

    凄く面白いです。 この時代を知らない世代にも、郷愁を感じさせてくれます。 漫画雑誌で追いかけていますが、まとめて読むと重厚感が違う。史実をどのようにエンタメに昇華させるのか?どんどん面白くなっていくので先が楽しみです。

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