これ結構気に入っています。 JAZZをあまり聴かないわたしですが、細野不二彦さんのマンガ「BLOW UP!」で登場してから、聴きたくなり購入しました。 やっぱり「月の砂漠」がいいっすよ。

夜の帝王学。これは耳から飲む「お酒」！大人の世界です

タイトル曲の”The Sidewinder”マジでカッコイイですよねぇ〜◇◆他の収録曲も佳作ぞろいでいいアルバムだと思います◇◆ちなみに”The Sidewinder”は1970年のLighthouseでのライヴでもやってます。そちらもかなり熱く盛り上がたリーモーガンの溌剌としたプレイが聴けるので僕は愛聴しています。よろしければ聴いてみて下さい◇◆

未だにモーガンのトランペットには馴染めないが、マクリーンの参加もあって全体的な雰囲気は好き。曲想も良く人気盤だったのもうなづけます。

『火の玉ボーイ』と言われるけれど、この言葉本当にリー･モーガンの形容にぴったりだと思います。リー･モーガン初体験はアート･ブレイキーの『モーニン』なんですが、あの最高な解放感と言うか、粋でファンキーなペットにはしびれました。このアルバムは「クリフォードの想い出」を聴きたいがために買ったのですが、『モーニン』で明るくファンキーなモーガンだけど、 バラードでもこんなに感情豊かになるんだなあ…と思い、やはり良いミュージシャンだったんだと再確認しました。モーガンの代表作は『キャンディ』と言われますが、これだって名盤！

　ビリー・ハーパー(ts)が入るだけで熱さ五割増し。モーガンが長生きしていたら、ＶＳＯＰクインテットに対抗するような熱いモード・ジャズをやっていたんじゃないかなあ、と想像させます。パーカッションを強調した�Dなどかなり野心的。ボビー・ハンフリーも参加。

　録音状態は悪いがモーガンのラッパは覇気に溢れている。共演のクリフォード・ジョーダンも目一杯にブロウする。しかもリズムセクションにジョン・ヒックス(Ｐ)、レジー・ワークマン(Ｂ)、エド・ブラックウェル(Ｄ)、とそれは濃い面子。特にヒックスは若さに任せて暴走気味。ライヴならではの熱気が伝わる。

スピードボール一曲で、もうノックアウトです。